恋に落ちる心理と「味覚」
趣味にせよ好きなものにせよ、4組のうち実に3組の世のカップルは、自分と似たような「テイスト」や「感覚」を持っていると言われています。
そこで「同じ味覚の食事をすることで、その二人は恋に落ちるだけのシンパシーを相手に得るものなんだろうか? たとえば相手が初めて会った相手でも? 」そんな実験を行ったのが世界でも調味料の大企業として知られるクノール。
はじめて会うカップルがお互いに食べ物を口に運ぶというルールに従い、楽しく食事。愛とは「情熱」であったり「醜いもの」「安心感」などと定義する参加者たち。様々な国を背景に持つ人達が集まります。それぞれの味覚の好みに合わせて男女それぞれがカップリングされ、いよいよ食事段階に入ります。
愛とは与え、与えられて育つもの
「アーン」をすることは、まるで母親がちいさな子どもに離乳食を与えているようなもの。単純に食べ物を運んでいるようでいて、じつは愛をも与えているように感じます。同じ食事を二人で分け与え、交互に口へと入れてその時間と空間を楽しむことでシンパシーが増し、くちびるの汚れをナプキンで拭いてあげたり、かいがいしく世話をする変化が見られるようになります。
お互い初めてあった者同士だというのに、その二人の楽しい雰囲気と姿はまるで恋人同士のよう。からだの密着度も増え、ハグをしたり手を握ったりするカップルも。
クノールの出した結論、それは「恋ははじめての一緒の食事で芽生えることもある」。どんな味覚や食べ物であれ、誰かと一緒に食事すること自体が私たちの精神やこころに予想以上の影響力を持っているのです。
「味覚が合うってことは、まるで同じ曲を一緒に聴いているみたいなもの。でも何十倍もパワフル」
「(肉を一緒に食べていた女性)食事の中に、こう「男らしさ」みたいなものを感じたわ」
ビジネスランチなどでいう「緊張緩和の効果」。食事を共にすることで肯定間が得られやすくなるためか、多くの参加者たちはすっかり打ち解け、友達となった様子。皆がまた相手と会って食事をしたいと述べました。味覚を知ることはその人物像をもっとよく知るための近道。食事って本当に興味深いですね。
[「Knorr #LoveAtFirstTaste」,「Knorr #LoveAtFirstTaste - Behind The Scenes」]
image via Shutterstock
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