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標題=都市生活を考える・マーケット
掲載媒体=ロッキングオン33号
発行会社=ロッキングオン社
執筆日=1978/01/01
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町のお店屋さん、八百屋とか酒屋というのは、店にあるモノ、売っているモノは固定されている。旬、というのもあるが、それも一年サイクルでの固定の一種であろう。僕らの生活している社会では、何んの商売でもそうだけど、現状維持は倒産への道、だから、生きのびる道は拡大と合理化しかなくなる。60年の前半はデパートで、後半から大規模チェーン・ストアの展開が始まった。(=拡大の時代)70年になって、酒屋のように旬すら関係のない店舗は、早々と店替りしたり、無人店舗化(つまり自動販売機がズラリで済んでしまう)のピッチも上がった。(=合理化の時代)
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