あなたは、どんな時に時間のムダを感じますか?


今回は、副業がなかなか上手くいかないという方の相談をもとに、時間をアイデアで買う習慣について解説させてもらいます。


「Q. いろんな副業を試していますが、どれもなかなかうまくいきません。何をしたらいいのかもわからなくなってきました。アドバイスをお願いします。」


皆さん自身の悩みを活かすことを考えてみてください。

有名になりたいとか成功したいと思いながらもいつまでも変わらない人たちがいます。

人生を変えたいと思っている人たちの悩みは大きく3つあります。

お金がない

時間がない

知識がない

僕の場合は、この3つを解決するためのサービスを作りたいと思い当時ニコニコを始めました。この3つの悩みを解決するための方法を提示したいと考えたわけです。


お金がないということに対しては、お金を稼げるようになるためにはどうすればいいのかという話を提供させてもらい、時間がないということに対しては、集中力を上げることで時間を作ったり、仕事の効率を上げるためにはどうすればいいのかというようなことを紹介しています。

そして、知識がないということに対しては、たくさんの本を読むにはどうすればいいのか、読んだ本の知識を頭に残すにはどうすればいいのかというように、基本的には、この3つの悩みを解消するための方法を紹介するようにしています。

僕自身も、自分が人生で悩んだことから、他者視点で考えることによって今している仕事にたどり着いてきました。

僕は未だに色々な人や色々な世代の人に悩んでいることを聞きますし、それにより他者視点を保つための努力もしています。


他には・・・

やらなくてはいけないことが多すぎてどこから手をつければいいのかがわからない

自分のコンプレックスや過去の失敗が原因で前に進むのを躊躇っている

リスクを取るのが怖くなっている

集中力が足りない

我慢ができなかったり誘惑に負けやすい

理想ばかりが高くなってしまう行動できない

こんな僕の経験した悩みは皆さんも感じたことがあるのではないでしょうか?

このような自分が経験してきた悩みの中で他者視点を持つことができれば、きっと他の人も同じように悩んでいる人が多いだろうということを見つけることができます。

僕はそんな知識を紹介しているわけです。


僕はひたすら皆さんの悩みを推測し続けたことで今があります。

これが皆さんも手っ取り早くできて、すでにお金を持っている人や大企業も出し抜くことができるビジネスの組み立て方だと思います。

他者の悩みを推定する能力をぜひ鍛えて頂ければと思います。

これは自分の中でまだまだ稼げていないと思うのであれば、誰でも使えると思いますのでぜひ試してみてください。


以上がDaiGo師匠からのアドバイスでした。




アイデアで時間を買う方法


今回は時間をアイデアを使って買う方法について解説させてもらいます。


時間がない、時間がないと、いつも言っている人も多いですが、 実は時間は買うことができます。

買うことができるといっても、高額な費用を払わなくても時間は結構増やすことができます。

アイデアでお金を使うことで時間を買うことができますが、どちらかと言うとアイデアの方が遥かに重要になります。


もちろん、自分のやりたいことがあるから忙しくしているという人もいるでしょうが、お金持ちの中にも常に時間に余裕がない人はいます。

常に時間に余裕がなく、いつも忙しい忙しいと言っている人たちもいます。

時間に余裕を持っていた方が、やはり人生は何かと上手くいきやすくなりますしアイデアも出やすくなります。


この時間に余裕があるというのは物理的に時間がたくさんあるということではなく、1日に2時間とか3時間ほどしか自由な時間がない人であっても、それで余裕を十分に感じることができる人もいれば、逆に、自由時間が1日に5時間も6時間もあるにも関わらず全く余裕がなく切羽詰まった感じの人もいたりします。


この違いはなんなのでしょうか。

どうすれば時間に余裕がある人間になることができるのかということを研究されている方はいろいろとおられて、それらの研究によると、どうやらお金は関係ないようです。

仕事や住んでいる場所など関係なく、時間に余裕を持つことができる条件というものがいろいろと見えてきました。


それを理解していなければ、いくら大金を稼いでお金持ちになったとしても、いくら時間が余っていたとしても、時間に追われる生活になってしまいます。

今回は、そんな時間に追われる生活から抜け出すための方法を5つの時間をアイデアで買う習慣として紹介させてもらいます。


今回参考にしている研究は Ashley Whillansさんのもので著書も出されています。


ffuaQAs5w_F1ZNDc0jcyiw27WwbnHmFDXoMsjiwn

TIME SMART(タイム・スマート)―お金と時間の科学


この方はハーバードビジネススクールの先生をされていて、時間とお金のトレードオフについて研究をされています。

お金よりも時間を大事にするべきだとされていて、どうすればもっと時間を大切にすることができるのか、どうすればもっと時間を手に入れることができるのかということを教えてくれます。


時間の使い方に満足する人と満足しない人

複数の先行研究により、食事の準備のサービスを利用したり部下に仕事を任せたり、誰かに自分の生活の一部を任せている人は自分の時間の使い方に満足しているということが示されています。


実際に、外注したり人に任せることで、全く同じだけの時間を消費しているにも関わらず、人は時間の使い方に対して満足することができるようになります。

この時間の使い方に満足していると、同じ時間だとしても時間に対する余裕が変わってきます。

これが時間の余裕の正体です。


自分が時間を使いたいと思っていることにできるだけ多くの時間を割いて、他人に任せたりその行為自体をやめることで、自分がやりたくないことや苦手なこと、無駄に感じるようなことに使う時間を減らすことによって、時間の使い方を考え直すということが、時間をお金で買うという行為になります。


時間をお金で買えるかどうかはアイデア次第

家事代行サービスとか部下に仕事を任せるとなると、お金に余裕がある人や立場が上の人でないとできないと考える人もいると思いますが、そういうことではありません。

これはアイデア次第です。


お金に余裕がある人でも時間に余裕がなく焦っている人がいるように、お金がない人であってもアイデア次第でいくらでも自分の時間を買い戻すことはできます。

参考にしている研究では、実際に収入は全く関係ないということがわかっています。

住んでいる場所や年齢、性別や収入に関わらず、時間を買うという行為は幸福度を高める効果があるということが示されています。


お金を使って時間を買う時にはいくつかの注意ポイントがあり、そのポイントを押さえておかないと、お金を払って時間を買っているつもりなのに不幸になってしまうということもあります。


時間をアイデアで買う習慣その1 :家事を外注しましょう

面倒な掃除や洗濯など誰かに任せることができれば、それは当然便利で楽だし時間はできるだろうという人もいると思います。

確かに、一般的に家事を外注するということは幸福度を高めてくれて、時間におけるストレスの軽減に役立ちます。

実際に、同じお金でも自分の欲しいものを買うよりも、そのお金を自分の自由時間を作り出すことに使った方が人は幸せになれるということがわかっています。


ところが、ここで大事なポイントがあります。

自分が外注したり他の人に任せる作業の何が嫌いなのかということを正しく理解していない限りは、お金を使って時間を買い戻したとしても幸せにはなれません。


研究では、食事や料理の外注サービスを使っている人を調べたところ、多くの人がウーバーイーツのような宅配サービスよりも料理の材料と献立の配達サービスの方を好むということがわかっています。

普通に考えると、出来上がった料理を宅配してもらい食べる方が楽な気がします。

ですが、実際には広く市場を調査してみると、宅配サービスよりも料理の材料と献立を届けてくれるサービスの方がなぜか好まれているということです。


多くの人が料理全体が嫌いなのではなく、毎日の献立を考えてスーパーに行き重い荷物を持って帰ってくるとか、雨が降っているのに買い出しに行かなくてはいけないというようなことが面倒なわけです。

多くの人はレシピを考えて食材を選び買い出しに行くという行為に手間を感じているということです。


ですから、お金で時間を買えば良いと単純に考えて食事全てを外注しようとウーバーイーツで食事をすれば、好きな人のために美味しいご飯を作るとか、好きな人が作ってくれたご飯を美味しく食べる、このような幸せがすべてなくなります

旦那さんのために美味しい手料理を作ってあげて喜んでくれる顔が見たいというような喜びがなくなります。


自分にとって本当は大切で幸せな部分まで外注してしまうと喜びが消えてしまいます

手間がなくなったとしても喜びが消えてしまっては意味がありません。


食事だけでなく、ペットの世話なども同じです。

例えば、犬を飼っていたら毎日の散歩や世話をしなくてはいけません。

それを全て外注してしまえば飼い主になつくこともなくなるでしょうし、散歩中の自分の気づきやちょっとした出会いもなくなってしまいます。


ですから、日常生活の手間や家事を外注するのは大いに結構です。

ただ、それは自分が本当に嫌な部分だけを外注するようにしてください。

その行為の中で自分がどのような喜びを感じているのかということを分かっていなければ、喜びまで外注してしまい意味がなくなってしまいます。


自分が本当に嫌で面倒な部分はどこなのかということに注目して、その部分だけを外注するか他の人に任せることはできないのかということを自分の頭を使って考えてみてください。


皆さんが家事や手間の作業を外注するという時には、その作業を分析してください。

まずは特に時間がかかっていることから考えてみてください。

時間のかかることほど、それを分析してみると嫌いな部分が多く好きな部分が少ないはずです。


時間をアイデアで買う習慣その2 :時間を買うお金が自分にはないと思わない

2つ目のポイントとしては、時間を買うお金が自分にはないと思わないということです。


自分にはそんなお金がないと思い込んでしまっている人が結構います。

そうなった瞬間にアイデアが出なくなってしまいます。

本当は少ない金額でも自分の時間を買うことができるのに、思考がブロックされて買えなくなってしまいます。


時間を買うのはお金持ちの特権ではありません。

全てはアイデア次第です。


例えば、お金持ちの社長さんは毎日の服をクリーニングに出して自宅に届けてくれるサービスを使っているかもしれません。

ですが、クリーニングに出せばビニールから出したりハンガーから外す手間が増えます。


楽をして時間を買ったつもりが、付随する作業が増えることがあります。

服も徹底してシワにならない服を選ぶことができれば、毎日の服を選んだり着る手間もゴミも徹底的に減らすことができます。


外注するのには多少のお金が必要かもしれません。

シワにならない服も多少のお金が必要だとは思いますが、重要なのはお金よりもアイデアです。


お金がないからできないと考えると、最も重要なアイデアが出なくなります。

結果的に時間も幸せも手に入れることができなくなります。


結果としては変わらないけれど、手間を究極的に減らすにはどうすればいいのかを考えることが大切です。

そのために必要なのがアイデアです。


例えば、通勤で毎日電車に長い時間乗っていた人が自転車通勤に変えたとします。

それによって毎日自転車に乗る時間が増えて運動量が確保できたことで、週末にジムに通う時間を節約することができるかもしれません。

あるいは、将来的にダイエットするためにジムに通う時間や余計なことにお金を使うことを避けることもできるかもしれません。


他にも、毎朝スタバに並んでコーヒーを買っていたとしたら、お店に並ぶ時間がもったいないのでコーヒーメーカーを買うという方法も考えられます。

コーヒーも一杯あたりの金額で考えると、ある程度の長期で見るとその方が安価だということもあります。


そして、大抵の時間を買うことができるアイデアは何かをなくすことです。

何かをなくしても結果が変わらないことを探してみてください。

それを日常生活や仕事の中で見つけることができると、あっという間に時間を買うことができます。


他にも、毎日ペットボトルで水を飲んでいるのであれば500mlと2Lではゴミを捨てる手間も変わります。

ゴミを捨てる際もラベルレスであれば余計な手間が減ります。

箱買いする時も、ビニールのラップで巻いているだけのものを買えばダンボールを捨てる手間もなくなります。


日常生活の細かいところで時間を取り戻すことを考えてみてください。

その考え方は仕事の中でも活かすことができます。

それによって自分の自由な時間も増えて日常生活での幸福度が高まります。


時間をアイデアで買う習慣の残り3つについては続きをチェックしてみてください。

毎日の日常生活の中でも仕事でも時間に余裕が生まれ、新しいことに次々とチャレンジしていける人生にする方法です。