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一問一答「あなたは自分らしく生きるためにどんな工夫をしますか?」【競争社会で消耗しないためのルール】

2022/02/24 15:40 投稿

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あなたは自分らしく生きるためにどんな工夫をしますか?


競争が激しい世の中ですが、大きな野心を抱くよりも、自分をありのままに受け入れて自分らしく成功する道を選ぶ方がはるかに幸せになれる確率が高くなると言われています。

今回は子供の小学校受験に失敗したお母さんの相談をもとに、周りの余計な刺激に振り回されずに自分らしく生きるための方法について解説させてもらいます。

Q. ずっと親子で頑張ってきましたが、子供が小学校受験に落ちてしまいました。
次の中学受験に向けて6年間のモチベーション維持と親子のメンタルの立て直し方を教えてください。


受験でも他のことでも同じですが、頑張ったからといって成功するとは限りません。

世の中頑張ってもうまくいかないことはあるので、それをお子さんにも教えた方がいいと思います。

頑張ることによって、仮に失敗したとしても頑張った時の感覚があると、続けることで成功することもあります。


「頑張ったからうまくいく」と考えてしまうと、「うまくいかなかったということは頑張らなかった」という感覚を与えてしまいます

これは失敗を恐れる感覚を作り出してしまいます。


親が受験にあまり関わるのはおすすめしません。

子供が自分で行きたい学校を選べるように誘導するのはいいですが、親があまり受験に関わり過ぎると、子供が失敗した時に落ち込みがひどくなり道を踏み外す可能性も出てきます。


そもそも6年間もモチベーションを維持することなんて不可能です。

大人でも6年間何かに向けて必死にモチベーションを維持することができる人なんてそうはいません。

受験で頑張るのは子供ですから押し付けるようなことはしないでください。


おすすめは、まずは最初の3年間から4年間は勉強とは関係がないことを思いっきりさせてあげてください。

スポーツなどをしてみるのが良いと思います。

スポーツでも勝ったり負けたりがありますが、続けていればできることが増えてきます。

特に、他人と競争する必要がない自分の出来ることが増えていく感覚を得るスポーツをさせてあげるのがいいと思います。

それによって自己肯定感を高めてあげることを一番に考えてください。


受験に取り組むのは1年から2年間ぐらいで十分です。

6年間も受験に向けて頑張る必要はありません。もしそんなに頑張らないといけないのであれば勉強の仕方が悪いと思いますので、まずはご自分が勉強の方法を学んでみてください。


以上がDaiGo師匠からのアドバイスでした。


競争の激化の問題や経済格差の問題、SNS の普及による他人との比較の増加など、さまざまな原因があるのではないかと言われていますが、今は多くの人がやたらと他人の目を気にする時代になっています。


他人の目を気にしすぎてしまうという人には、DaiGo師匠も敬愛しているアインシュタインの素敵な言葉を紹介しておきます。

なぜ自分を責めるのですか?

悪いことをした時には他人が責めてくれるのですからいいではないですか。


他人の目を気にしすぎることも自分を責める必要も決してありません。


他人の視線ではなく自分がどう生きるかが大事です。

法律の範囲内であればどんなことをしてもその人の人生です。

自分が行き過ぎそうになった時に止めてくれる人やちゃんとそれをはっきりと言ってくれる人、そんな中でも味方をしてくれる友達をつくれるかという事の方が絶対に大事だと思います。




タイプ A が評価される時代


とはいえ、世の中はますます攻撃的で速さが求められる時代になっています。

そんな中で周りを気にせず自分らしく生きるにはどうすればいいのでしょうか?


タイプ A とは、やたらと競争的だったり他人に対して攻撃的な人のことで、現代では機敏さや性急さが求められることが多いです。

他人と競争して打ち勝つということは、社会的に見ても格好がいいことだと思われます。

SNS の普及によって人と比べる時代になっています。


コロナでストレスを抱えたり悩んでいる人も多いので攻撃的になっている人もたくさんいます。

それによって周りの人に攻撃的になったり見知らぬ人を叩いている人があふれています。


どんなことでも早い方がいいと思われがちです。

映画をゆっくり見るよりもYouTube で短い動画を次々と見ることを好みます。

さらにTikTok の短い動画の方が良いとされます。


Amazon で物を買う時にも1日でも早く届くことを望みます。

2日や3日かかると何でそんなに時間がかかるのかと文句を言います。


今の時代は何でも急がせて常に争わせる時代です。

このタイプ A の行動パターンが実際の能力よりも高く評価される傾向があります。



HSP の人たちが生きにくい社会

だからこそ息苦しい時代だと言われますが、この時代の中で一番苦労するのは HSP の人です。

HSP まで行かなくてもその傾向がある人がいて、全体人口の25%ほどの人たちがHSP だという研究もあります。

これは海外の研究なので日本であればもっと多いかもしれません。

周りのことに敏感なので、競争環境や急かされる状況では苦しくなります。


HSPのためのおすすめ本

高敏感性に関する研究を行いHSP を提唱したエレイン・アーロン博士の本が参考になると思います。

2冊ともアーロン博士の本ですが、HSP の人が自分の才能を上手に引き出したり恋愛をする時に役に立つと思います。


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瞑想やマインドフルネスも心を安定させるためにはやはり役に立ちます。

これについてはこちらの本を参考にしてみてください。

Amazon の Audible であれば無料体験で全部聞くことができるようになっています。


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タイプ A の社会の中で生き抜く方法


タイプ A の行動が評価される社会の中で、他人と競争したり他人の攻撃なんか向けられたくない人はどのようにして生きていけばいいのでしょうか。

マイペースに平和に暮らしたいだけなのにと悩んでいる人も多いと思いますが、世の中はそれをなかなか許してくれません。


ですから、タイプ A の社会の中で生き抜くにはタイプ A 対策が必要です。

タイプ A のたくさんある刺激を減らしたりケアする行動に気をつければ自分を守ることができます。


他人に攻撃的でなんでも早いことを良しとする世の中では、HSP でなくても少しでもその傾向があれば疲れてしまいます。


HSP の研究や活動で有名なテッド・ゼフ博士が、タイプ A の時代の中で自分を守る行動や習慣について教えてくれています。

ネガティブな感情を向けられた時にどうすればいいのか?

余計な刺激のせいでやるべきことに集中できない人はどうすればいいのか?

参考にしていただけたらと思います。


対策その1 :モーニング/イブニング・ルーティン

まず最初に推奨される対策です。

周りの環境に影響を受けやすい人は少し長めのモーニングルーティンを作ってください。

出来れば早起きしてもらい1時間程度のモーニングルーティンを作るだけで生産性がかなり変わります


これは HSP でない人も同じですが、朝に長めのモーニングルーティンをこなすことで自分の中に「自分の力で自分の環境をコントロールできている」という感覚が生まれます。

これが仕事での刺激への影響の耐性をつけてくれます。


毎日の精神的な安定性はモーニングルーティンによって保つことができます

モーニングルーティンで行う行動はどんなことでも構いませんが、博士のおすすめとしてヨガやストレッチ、瞑想や漸進的弛緩法とされています。


リモートだとリラックスして仕事ができたのに会社に出社すると落ち着かないという人も多いと思います。

同じ作業をしていても疲れ方が全く違うという人がいると思いますが、日中の刺激で過敏になった状態を癒すためのイブニング・ルーティンも必要です。


これもどんな行動でも構いませんが、博士のおすすめとしては、寝る30分前には瞑想するとかリラックスできる音楽を聴く、アロマを焚いてゆっくり読書をするなどがいいと思います。


対策その2 :ホワイトライト・イメージング

これは若干スピリチュアルな感じもしますが、効果は確認されていますので試してみてください。

特に HSP の人にとっては効果が高いと言われています。


「これから刺激やストレスを感じそうだ」という時に使う方法です。

人混みが苦手なのに人混みに行かなくてはいけない、パーティーが苦手だけど顔を出さないといけない、そんな時にも使うことができます。


まずは深呼吸をゆっくり10回行ってください。

10回深呼吸して心を落ち着かせたら、自分の体の周りを透き通った白い光が取り囲んでいるところを想像してください。

自分を取り囲んでいる白いキラキラした光が肌のすみずみを覆っていき、体の周りに白い光の鎧ができているような想像をしてください。

徐々に徐々に白い光が自分の体を覆って鎧の様になっていくところをできるだけ詳細にイメージしてください。


そして、否定的な感情や思考、騒音や視覚的なノイズなど、自分の心を脅かす嫌なものが外から自分の体を襲ってくるところを想像してください。

自分の体の周りの白い光は鎧のようになっていて、襲ってきたものが鎧によって跳ね返っていくところを想像してください。


この一連のイメージを行った上で実際の刺激がある環境に入ってください。

かなりスピリチュアルぽいものですが多くの HSP の人には効果があると言われています。


HSP の人は想像力や感性がとても豊かです。

ですから、HSP の人の方が想像やイメージすることから得られるメリットが大きいです。

想像やイメージによって圧倒されることも多いですが、逆にそれを上手に使うことができれば大きなメリットになります。


対策その3 :五感エイド

HSP の人は五感がとても敏感です。

HSP の人は五感が鋭いので全ての周りの情報を脳が処理しようとします。

それによってキャパオーバーになってしまい集中できなくなるわけです。


聴覚のエイド

HSP の人は聴覚が最も敏感な傾向があります。

聴覚が敏感なので些細な騒音であっても不安の種になってしまいます。

集中力が削がれるぐらいであればまだなんとかなりますが、不安になるので問題が起きるわけです。


ですから、ノイズキャンセリングイヤホンを使ったり、自宅や職場では常に周りの騒音を打ち消してくれる音楽を流すようにしてください

波の音や森の音など自然音を流すのもいいと思います。

これだけでも HSP の人はかなり楽になります。


視覚のエイド

視覚的なノイズも聴覚ほどではありませんがHSP の人にとっては不安の種になります。

少しでも不安や緊張を感じた時には目を閉じて、ほんの数秒でもいいので瞑想を行うことを習慣にしてください


例えば、ゆっくりとした深い呼吸を5回するとか自分なりに何か決めておいてください。

仕事や勉強を始める時もいきなり取り掛かるのではなく、まずは目を閉じて深呼吸を10回行って、それから取り掛かるようにするだけでもかなり変わると思います。


HSP の人は視覚も敏感なのでリラックスできるものを見ると他の人よりリラックスできます

不安や緊張を感じたら、自分にとってリラックス出来たり癒される画像や動画を見るようにするのもいいと思います。

それによって視覚の刺激をリセットできます。


自然を連想させるような色によっても効果がありますので、身の回りに観葉植物を置いておくのもいいと思います。

自然の力について学ぶのであればこちらの本が参考になります。


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触覚のエイド

HSP の人は触覚も敏感なので、そうでない人よりもマッサージのリラックス効果を得やすいということも言われています。

とはいえ、自分の快適なラインを超えると不安感や不快感になってしまいますので、HSP の人がマッサージを受けるのであればどこをどの程度マッサージしてもらいたいのか細かく伝えた方がいいです。


マッサージに行く時間がない人はお風呂にゆっくり入るだけでも効果があります。

お風呂のような触覚に訴えるリラクゼーションは普通の人よりも効果が高いケースが多いようです。


ここから先は残りの嗅覚と味覚のエイドを解説させてもらい、続きのタイプ A の時代を生き抜くための具体的な戦略を紹介していきます。

ぜひ続きをチェックしてみてください。

 

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