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一問一答「あなたが自分の強みを活かして成し遂げたいことは何ですか?」【強みを活かす心理学】

2022/02/12 12:00 投稿

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あなたが自分の強みを活かして成し遂げたいことは何ですか?


前回自分の強みの見つけ方についてかなり詳しく解説させてもらいました。

記事としては長くて読みにくくなってしまいましたが、今回と合わせて皆さんが強みを発揮して人生を進めるために役立てていただけたらと思います。

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一問一答「あなたの強みは何ですか?」【強みを理解する心理学】


今回は、まさに自分の強みに関する相談をもとに、強みの活かし方について解説をしていきます。

Q. なんでもそつなくこなすタイプですが、何か自分の強みを見つけた方がいいのでしょうか?


なんでもそつなくこなすマルチな面を活かすのであれば、管理者側になった方がいいです。

例えば、鋼鉄王と呼ばれたアンドリューカーネギーは、様々な人の仕事の内容やその仕事の苦労を理解していました。

ですから、多くの突飛で有能な人を集めることができました。

優秀な人間を集めて、それをマネジメントするという方向に進めばいいと思います。

仲間の能力を活かすマネージャータイプの起業もアリだと思います。


逆に、なんでもそつなくこなせるということは器用だということですから、その中から、自分がどれで勝負するか選んでいく戦い方もあります。

専門家として戦うという道もあると思いますが、僕のおすすめとしては、広く浅く多くの経験を積むことができるのであれば、その経験を活かして有能な人間をたくさん集めて理解者になっていくというスタイルです。


ほとんどの優秀な企業の社長はこちらのタイプです。

自分で作業できる量は限られています。ですから、優秀な人を集める必要があり、そのためにはマルチな才能がないとできません。

ぜひチャレンジしてみてください。


以上がDaiGo師匠のアドバイスでした。




24の強み


まず、前回の復習を簡単にまとめておきます。


VIA強みテスト(Values in Action Inventory of Strength)という診断テストがあり、人間の隠された強みを理解して、強みを発揮できていない人がそれを発揮したり、より伸ばしていく方法を教えてくれます。

VIA強みテスト(Values in Action Inventory of Strength)はリンクから確認してみてください。

英語のページですが、よく見ると日本語も含めて言語を選ぶことができるようになっています。


知恵の性格的な強み

創造性:物事を創意工夫したり新しい方法を試す力
好奇心:物事に興味を持ったり新しいことを探求する力
知的柔軟性:複数の角度から物事を見る力
向学心:知識を増やすことを求める力
大局観:全体像を捉えてから判断する力

勇気の性格的な強み

勇敢さ:恐怖や不安を乗り越える力
忍耐力:粘り強く物事に取り組む力
誠実さ:自分にも他人にも忠実にできる力
熱意:活力や情熱の強さ

人間性の性格的な強み

愛情:親密な人間関係を大切にする力
親切心:誰にでも親切にできる力
社会的知性:周りや社会の空気を読む力

正義の性格的な強み

チームワーク:仲間と協力する力
公平さ:フェアに物事を考える力
リーダーシップ:集団をまとめる力

節制の性格的な強み

寛容さ:他人の失敗も自分の失敗も受け止める力
慎み深さ:謙虚に物事を考える力
思慮深さ:慎重に物事を進める力
自律心:自分をコントロールする力

超越性の性格的な強み

審美眼:美を見分ける力
感謝:人生の様々な面に感謝できる力
希望:楽観的に前向きに物事を考える力
ユーモア:遊び心
スピリチュアリティ:壮大な精神性を感じる力

以上の24の強みがあり、前回は知恵の性格的な強みのカテゴリーの大局観まで解説しました。


これら全部で24の強みに分類されるわけですが、これを上位5つの強みと下位5つの強み、そして、真ん中の14の強みに区別します。

全て自分の強みになり得るわけですが、上位5つの強みが自分にとってアイデンティティとなる特徴的な強みになります。


下位5つの強みは弱点というわけではありませんが、自分が問題にぶつかったり人生でうまく行かないと思った時には、これらは発揮できていない可能性があるのではないかと考えてください。

自分がつまずきやすいポイントを教えてくれます。

逆に、自分にとって下位5つの強みが上位にある人とタッグを組んだり協力を求めると、人生がうまくいく可能性は高くなります。


真ん中の強みは、「状況的強み」「サポーティブな強み」と呼ばれ、状況や環境が整えば使える強みです。

常に発揮できているものではないけれど、それを発揮できる状況やタイミングで必要となります。


どれも高ければ良いとか悪いからダメということはありません。

まずは自分を知るということが大切です。




強みを活かすための3つのベーシックワーク


それぞれの強みをどのように活かせばいいのかということについては、基本となる3つのワークがあります。

強みテストで自分の強みを理解したら、必ずこれを行ってみてください。

ベーシックワークその1:「強みを発揮できる5W1Hは?」

When:その強みを発揮できるのはいつなのか?

Who:その強みを発揮できるのは誰となのか? 誰に対してなのか?

What:その強みを発揮できるのは何に対してなのか?

Where:その強みを発揮できるのはどこでなのか?

How:その強みが発揮できるのはどのようにしてなのか?

Why:なぜそれが自分にとって重要なのか?


この3つの質問をそれぞれの強みについて自分に投げかけてください。

これは紙に書き出しながら行った方がいいと思います。


ベーシックワークその2:「強みを発揮できない5W1Hは?」

強みを発揮できない場合についても同じ6つの質問を投げかけてみてください。

When:その強みを発揮できないのはいつなのか?

Who:その強みを発揮できないのは誰となのか? 誰に対してなのか?

What:その強みを発揮できないのは何に対してなのか?

Where:その強みを発揮できないのはどこでなのか?

How:その強みが発揮できないのはどのようにしてなのか?

Why:その強みを発揮できないとなぜ問題になるのか?


ベーシックワークその3:「強みを発揮して良かったことは?問題になったことは?」

自分が強みを発揮してよかったと思えることは何だろうか?

自分が強みを発揮して問題になったことはなんだろうか?


この2つについて考えて紙に書き出してみてください。

過去に自分が強みを発揮した時の状況について自問自答します。


この3つのワークを行っていただけると、自分がどんな状況であれば強みを発揮することができるのかわかってきます。

その強みを発揮することでメリットがあったのかなかったのかということもわかるワークです。


※この3つのベーシックワークは、全ての強みにおいてその強みを伸ばすためにまず取り組んでもらいたいものです。

個別に解説しているのは、それぞれさらに行なってもらいたい方法です。


これだけでも実際に行なっていただけると、日常生活でも仕事でも人間関係でも、自分の強みを発揮できる方向に自分のポジションを置くことができるようになります。

これだけでも十分ではありますが、プラスアルファでできる強みを発揮する方法についてそれぞれ個別に詳しく解説していきます。


後半の個別の解説も見たい方は続きをチェックしてみてください。

 

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