ボケット のコメント

Q. 「過去にいじめられたことから劣等感を感じたり、自分の失敗や過去に対する後悔から、やる気が出ないことがあります。何か良い方法はあるでしょうか?」

A. いじめる側について追究してみると、大抵は、自分の生活の中で【思い通りいかなかった部分のフラストレーションを相手にぶつけている】場合が多いです。

自分の日々の生活の中で、フラストレーションが溜まり、そのストレスを誰かにぶつけている。

その矛先は、記事にあるように【平均値から離れている相手】か、また、【自分のフラストレーションを逆に満たしてしまっている相手】に向けられることが多いかな、と思います( ¨̮ )

「フラストレーション」や「嫉妬」の感情は、大人でもかなり扱いづらい感情の種類に入りますので、子どもなら、なおさらの事と思いますね…。

僕は、特別支援学級担任の経験もありますので、そういった「ストレスマネジメント」や「ソーシャルスキルトレーニング」については、勉強し、実践してきました。

僕の場合は、
・「外在化」…感情を自分の外において対処する
・「ヒドゥンルール」…ルールとして学ぶわけではないけど、相手とコミュニケーションを取る際に、なんとなく共有されているルール

をメインに指導するのですが、

実は、パレオさんのある記事に、

【いじめが一番起きないのは「外在化」と「ソーシャルスキル」を子どもに学ばせること】!

という記事があったんです!(どの記事かは忘れてしまいました…)

僕の「ヒドゥンルール」はソーシャルスキルの一種ですので、

偶然にもこの「外在化」と「ソーシャルスキル」を子どもに教えていたことになります!


そして、その効果なんですが…、やはり、効果ありです!

実は、児童虐待一時保護ケースを担当していたことがあったですが、この2つを子どもに教えたことによって、児童虐待ケースが解消され、周囲がビックリするほど落ち着いて前向きに生活できるようになりました☆

なら、やはり、「いじめ」にも効果があるのだと思います(^^)/

現在は普通の学級でも「外在化」と「ヒドゥンルール」を教えていますが、クラスの子どもたちの人間関係の満足度が高くなってきています。

過去にいじめを受けた人でも、これらを学ぶことによって、いじめの原理がわかったり、その脱出法や「あの時、こうすればよかったんだな」という知見が生まれて、何かのきっかけになったりするはずですよ!

質問者の主旨とちょっとズレた回答になりましたが、いじめの原理とその対処、改善法まで含めた案として、ご参考までに(^^)

ボケット(@小学校の先生)

No.1 41ヶ月前

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