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(再配信)人間関係から投資判断にまで使えるペンシルベニア大学式12のデバイアスガイド

2019/11/20 11:50 投稿

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2013年にペンシルベニア大学が行なった研究で、デバイアス(バイアス解除)の文献を洗い直してガイドラインを設けてくれたものがあります。

この研究では、バイアスが起きる原因を明確に特定してくれています。
人間には、システム1(直感で瞬間的に物事を決めるシステム)とシステム2(論理的に物事をゆっくり考えて決めるシステム)があり、この2つのシステムの対立がバイアスを生み出しているということです。
僕たちは、直感で決めて失敗することもあるし、じっくり考えたのに失敗することもあります。

皆さんが、思い込みに左右されないためのガイドラインを紹介します。
これにより、まず人間関係が楽になります。人間関係は変な思い込みによりこじれるものです。
さらに、職業選択や投資、恋愛など、人生の様々な場面において、バイアスにより失敗をして、そこから大きな損につながることを無くすための12のチェックリストです。

毎回毎回分かっているのにダメな男に引っかかる、何度も何度も転職しているのにいい仕事にたどり着けない、分かっていたはずなのに投資チャンスを逃してしまう・・・なぜこんなことが起きるのでしょうか。

人間は変化を嫌うものです。変化したくないので、同じ選択ばかりを繰り返してしまいます。新しい視点が生まれないように、脳は皆さんに錯覚を与えてきます。これに打ち勝つ方法を紹介します。


1. 教育


まずはデバイアスの基本ですが、バイアスの存在を知ることです。

正しくそのジャンルのことを勉強すればするほど、バイヤスにかかりにくくなります。例えば、経済学部の学生を対象にした調査で、経済学を長く学んでいる人ほど、サンクコストバイアスに強くなったり、サンプル数の少ない統計データに対しても、警戒心が強くなるということが分かっています。つまり、経済について勉強すれば、経済に関するバイアスにはかかりづらくなるということです。

ところが、そのジャンルの専門家がバカなことを言うこともあります。これはなぜ起きるのでしょうか。

それは、勉強し続けることが必要だからです。

勉強時間の長い人の方がバイアスにかかりにくいということが、ラボの実験でも確認されていますし、統計や経済を少し勉強するだけでも、その直後からバイアスの回避する能力が高くなります。簡単な統計の本でもいいので、読んでおくことをお勧めします。勉強するとその直後からバイアスを回避する能力は高まり、その後、2〜3週間にわたってそれは続きます。
ただし、勉強を続けないと、再びバイアスに飲み込まれやすくなります
専門家がバイアスに引っかかりバカなことを言い始めるのは、勉強を続けていないからです。自分は分かっていると考えることで、バイアスに引っ張られてしまいます。

残りの2〜12のデバイアスのテクニックを知りたい方は続きをどうぞ↓

 

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