性格を変えるための方法を紹介します。
人の性格が変わるのかという問題ですが、ある程度以上は変わるということが分かっています。
自分がなりたい性格があったり、性格を変えれば理想的な未来が広がると考える人も多いと思いますので、そのようなところに今回は光を当てていたらと思います。
どうすれば性格が変わるのか
2017年にハーバード大学が行なった研究によると、人間はオンラインのレクチャーを受けるだけでも、性格が変わるということが分かっています。
人間の性格というものは固定されていなくて、どのようにすれば変わるのかということを科学的にオンラインで教えてもらったグループと、そうでないグループを比較したところ、オンラインのレクチャーを受けたグループは、長期的な追跡調査を行ったところ、 性格は大幅に変わり、自分が望ましいと思う行動を取れるようになったり、自分のやりたいことができるようになっていたということです。
本チャンネル「心理分析してみた!」を見てくれているいる人の中からも、引っ込み思案だったりメンタルの弱かった自分が変わって行動できるようになったというようなお便りをいただくこともあります。これは僕の大きなモチベーションになっていますが、このような効果は科学的にも根拠があるということです。
この研究は、うつ状態に悩んでいる12歳から15歳の若者96人を集めて、二つのグループに分けて実験を行いました。
- 人間の性格は変わるというオンラインレクチャーを1日に20分から30分受けてもらったグループ
- 会話セラピーに関するオンラインレクチャーを1日に20分から30分受けてもらったグループ
この性格が変わるということを学ぶオンラインレクチャーは、人間の脳のニューロプラスティシティ(脳神経の可塑性)について解説したもので、簡単に言うと、人間の脳の神経には可変性があり、昔よく言われたように人間の脳は歳をとってから成長することはないというようなことはなく、人間の脳は歳をとってからも新しい細胞が生み出され、新しい神経同士のコネクションも生まれるもので、人間の脳は変わっていくということを教えたものです。
人間の行動というものは、脳が作り出す思考と感情により決まるものです。ということは、脳が変わるのであれば思考と感情は変わるものであり、それにより行動が変わるのであれば、それは性格が変わったということではないかということです。
その後、3ヶ月、6ヶ月、9ヶ月時点での性格分析のテストを行い、参加者の両親にもインタビューを行い客観的な変化についても確認を行いました。
その結果、性格は変えられるというオンラインレクチャーを受けたグループのみ、うつ症状が33%も減少したということです。
さらに、自分自身が望ましいと思う行動を取れることが増えて、積極性も増して自己コントロールの感覚が増加しました。
十分に性格が変わったと言えるほどの結果が確認されたわけです。
要するに、人間の性格というものは変えることができるものであり、自分は望んだ人間に近づくことができるということを学ぶことが大事だということです。
これはまず最初のステップであり、すでに皆さんが実践していることです。
そのような効果も意識しながら、本チャンネル「心理分析してみた!」を見ていただけたらなと思います。
ここから先は、具体的にどのような行動をとれば性格が変わるのかということについては続きをどうぞ。
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