えー。
マナベです。今朝も快晴。まさに秋晴れ。気持ちのいいものです。
さて。
魔界で参戦以来、多彩な役どころで活躍してくれている河合龍之介くんとの興行「人蟲×河合龍之介其の弐」の編集を行いました。
いやぁ。
みごたえある。
改めてこのコンテンツの可能性を感じました。
知らない方に簡単の説明すると。
「人蟲×河合龍之介」は全てを即興演技で行う連続ミステリーものです。
即興ではありますが、一話完結でなく、連続物として続いていくものです。
この辺は魔界と同じ仕組み。
したがって即興ではあっても登場人物など基本設定は継承されていきます。
主役の河合くんは多重人格の俳優学田。
ワタクシはその学田に近づく謎のディレクター鶴屋を演じております。
そうです。
ワタクシ出演しております。
この人蟲にはもうひとつ仕掛けがあって、ワタクシがかつて執筆した小説「人蟲〜新説四谷怪談」の続編なのです。小説にでてくる人物がキーとなって登場し、小説で明らかにされなかった謎を解いていくというものです。
即興ではありますが、あくまでもストーリーがメインになります。
ワタクシはかつてアクトリーグという即興団体を率いていましたが、今回の企画は即興とはいっても通常のエチュードや即興といったものと大きく異なります。
通常の即興は基本的にハプニングや瞬間的な対応力を楽しむものであり、基本的にストーリーは二の次です。人間の反射神経や瞬間的創造力を楽しむものです。
アクトリーグは一時期、ストーリーにこだわったことがありましたがうまくいきませんでした。
これは、ストーリーをつくる能力が必要となるからです。ストーリーは長期的視点が必要であり、俳優でそれを兼ね備えている人はなかなかいないからです。
今回、ワタクシが出演することで、作家的な長期的視点と、河合くんのもつ俳優独特の瞬間的閃きと演じる技術をミックスさせようと。
思ったより二回目にしてうまく機能しているなと感じています。
そして。
この作品は舞台でありながら、映像作品でもあります。
登場人物にカメラマン役で魔界ではボディペイントを担当している小原正大が入っています。彼は演技でワタクシをサポートしながら実際、カメラを回しています。
そのカメラの映像を今回、ワタクシが編集したというわけです。
編集して思ったことは、舞台映像にはまったく見えない。ということ。
前回、場所は劇場ではなくスタジオだったことがあるかもしれません。
もちろん、お客さんの笑い声や反応なんか入ってるのですが不思議なくらい舞台感がない。
この回は、お客さんから小道具を借りたり、テーマをもらったりしてかなり一体感はあったのですが、見事なくらい映像としては影響が少なかったのです。
これは発見でした。
魔界慙愧の翌日、26日に第3回目の「人蟲×河合龍之介」を行います。
詳細はこちら→https://ticketpay.jp/booking/?event_id=1833
今回はとうとう外ロケです。
もはやロケ。
かなり挑戦的なショーとなりますが、きっと新しいものが生まれるかと。
ちなみに編集したものは近々公開します。
お楽しみに。
そんでもって。
24日の「魔界哀歌〜完全編集版」のニコ生配信もお忘れなく!!
以上でございます。
連休中の作業は無事完了!
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