ヒラリーとトランプについて思考するときに両者が米国民に向かってどうスピーチするかは私にとって余り重要視することではありません。両者は米国大統領を目指す政治家ですから、海千山千、投票者の受けを狙っての発言は避けられません。それよりもむしろ彼、彼女がどういう芯を持っていそうかを探ることが大事なことだと思うのです。スポンサーは誰か?本当は何をしたいのか?等々をあれこれ推測するのです。 そういう視点に立てば、何となくおぼれげながらも次のような結論が見えてきます。 ヒラリーはネオコンの教祖ロバートケイガンから熱烈支持を受けており且つ巨大軍需企業のロッキード・マーチン社から多額の資金を得て居ます。彼女は米国好戦派の根っからの代理人です。 トランプは9.11を米国の暗部のヤラセだと非難しており、国内産業の育成を叫んでいることから考えてウオール街、軍産複合体、CIAとは一線を画していると見ても不都合はないように思われます。 日本にとって最も喫緊の問題は中国とロシアの同盟体制に敵対する態度をとって危険極まりない状況下にあるということです。ヒラリー、トランプのどちらがその敵対性に制約を加える可能性があるか?制約がかかれば、日本の危機も遠ざかるのです。 私はトランプに大統領になって欲しい。
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孫崎享チャンネル
(ID:19005377)
ヒラリーとトランプについて思考するときに両者が米国民に向かってどうスピーチするかは私にとって余り重要視することではありません。両者は米国大統領を目指す政治家ですから、海千山千、投票者の受けを狙っての発言は避けられません。それよりもむしろ彼、彼女がどういう芯を持っていそうかを探ることが大事なことだと思うのです。スポンサーは誰か?本当は何をしたいのか?等々をあれこれ推測するのです。
そういう視点に立てば、何となくおぼれげながらも次のような結論が見えてきます。
ヒラリーはネオコンの教祖ロバートケイガンから熱烈支持を受けており且つ巨大軍需企業のロッキード・マーチン社から多額の資金を得て居ます。彼女は米国好戦派の根っからの代理人です。
トランプは9.11を米国の暗部のヤラセだと非難しており、国内産業の育成を叫んでいることから考えてウオール街、軍産複合体、CIAとは一線を画していると見ても不都合はないように思われます。
日本にとって最も喫緊の問題は中国とロシアの同盟体制に敵対する態度をとって危険極まりない状況下にあるということです。ヒラリー、トランプのどちらがその敵対性に制約を加える可能性があるか?制約がかかれば、日本の危機も遠ざかるのです。
私はトランプに大統領になって欲しい。