将棋の棋士や囲碁の棋士は最も厳しい人生を送っている人々と思う。
勝負ある。勝つ人と負ける人がいる。頭脳のゲームだ。いろいろ言いたいことがあっても、負けは負けだ。負ければ自分が劣っていることを突き付けられる。
彼らがどのように考え生きているかを知るのに、彼らの著作を読む。手元に将棋の羽生善治氏著『決断力』。があるので見てみたい。
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以前私は、才能は一瞬のひらめきだと思っていた。
しかし今は、10年とか20年、30年と同じ姿勢で、同じ情熱を傾けられることが才能だと思っている。直感でどういう手が浮かぶとか、ある手をぱっと切り捨てることができるかとか確かに、個人の能力に差はある。しかし、そういう事より、継続できる情熱を持てる人の方が、長い目でみると伸びるのだ。
奨励会の若い人達を見ていると、一つの場面でパッと
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コメント
ぼくは何の違和感もなく聴ける言葉だと思いますね。すんなりと肺腑に落ちる言葉です。こういう良い言葉はよほど下根の人でなければ、心を洗ってくれますね。
>>8
僕は、
この方の様な素性・力量の持ち主こそが、日本の将来に希望を与える可能性の持ち主だと思っております。
そして又、younng hopeさんのコメントには関心します。霊性というか・・・内山老師ほど、いのち・について掘り下げた僧侶を今もってしらないでおります。これは、妙好人、榎本 栄一氏も「いのちもえいずるまま」{漢字出づ}にも記載されています。尚、妙好人とは「生き仏」の意です。
羽生さんも、孫崎さんも、天才ということは言っていない。天才というのは、天与の才であり、自身の努力で獲得するものではない。感謝して享受すべきものである。
羽生さんと孫崎さんが言っているのは、意志の持続だ。苦しくても、やりぬくということだ。
この方々は、「あなたは、もともと天才だから」と言われることが、恐らく、苦手ないし嫌いであろう。人一倍、人二倍、・・の努力を日夜しているから。努力をせずに、「あたなは、天才だから」ですませるお気楽な人には苦笑いしか出ないのだ。
(ID:18660314)
厳しい時代の厳しい言葉です。全く厳しい。