TPPにより「資本の、資本による、資本の為の政治」を認め、根本から国を売り渡す行為を何とも思わない安倍政権とそれに黙従しようとしている司法と大メデイアのこのところの堕落は何によってもたらされようとしているのでしょうか? THE AMERICAN DEEP STATE」の著者であるピータ・デイル・スコットはその著作でその答えとして米国のdeep state(オバマ政権をpublic stateと呼び、対置させている)が巧みに繰り出す「金、女、恫喝、暴力」だということを簡潔に証明して見せています。日本の六本木、赤坂界隈がひと際光彩を放っているところを見るにつけ、さもありなんとうなづかざるを得ません。 孫崎先生の意見陳述は明解で非の打ちどころがありません。しかし、日本の支配層が大半の国民と共に米国の暗黒部から併呑されてしまっている状況では「統治行為論」とかいう東京大学が発明した「屁理屈」で押し切られるのではないでしょうか。日本は今まさに19世紀から20世紀にかけて在った印度の政治経済状況に半ば志願した形で墜落しようとしているのです。 日本に今すぐにでも21世紀のガンジーが生まれるか、米国の支配層の強欲が内包する深刻な矛盾に米国が耐えきれず、自壊するまでこの日本が反転することは容易ではありません。抵抗するものが少数であっても、正義の火を消さないで、細く長く保っていくしかありません。
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孫崎享チャンネル
(ID:19005377)
TPPにより「資本の、資本による、資本の為の政治」を認め、根本から国を売り渡す行為を何とも思わない安倍政権とそれに黙従しようとしている司法と大メデイアのこのところの堕落は何によってもたらされようとしているのでしょうか?
THE AMERICAN DEEP STATE」の著者であるピータ・デイル・スコットはその著作でその答えとして米国のdeep state(オバマ政権をpublic stateと呼び、対置させている)が巧みに繰り出す「金、女、恫喝、暴力」だということを簡潔に証明して見せています。日本の六本木、赤坂界隈がひと際光彩を放っているところを見るにつけ、さもありなんとうなづかざるを得ません。
孫崎先生の意見陳述は明解で非の打ちどころがありません。しかし、日本の支配層が大半の国民と共に米国の暗黒部から併呑されてしまっている状況では「統治行為論」とかいう東京大学が発明した「屁理屈」で押し切られるのではないでしょうか。日本は今まさに19世紀から20世紀にかけて在った印度の政治経済状況に半ば志願した形で墜落しようとしているのです。
日本に今すぐにでも21世紀のガンジーが生まれるか、米国の支配層の強欲が内包する深刻な矛盾に米国が耐えきれず、自壊するまでこの日本が反転することは容易ではありません。抵抗するものが少数であっても、正義の火を消さないで、細く長く保っていくしかありません。