A: 2月4日産経新聞『衆院予算委 首相が「言論圧迫」批判に猛反論「日刊ゲンダイ読んで。これが萎縮している姿か?」』
「今日、帰りにでも日刊ゲンダイを読んでみてくださいよ。これが萎縮している姿ですか」
安倍晋三首相は4日の衆院予算委員会で、民主党の階猛氏が自民党の憲法改正草案について「表現の自由を制限し、言論機関を萎縮させる」と指摘したのに対し、笑顔でこう反論した。
「日刊ゲンダイ」は「夕刊フジ」「東京スポーツ」に並ぶ三大夕刊紙の一つだが、突出した自民党・公明党の連立政権批判で知られている。
階氏は「言論機関が権力者の意向を忖度(そんたく)し、権力者への批判を控えるようになるのではないか」と懸念を示し、「現に今も安倍政権に批判的なテレビキャスターやコメンテーターが次々と番組を降板している。民主主義の健全な発展にもマイナスだ」と追及した。
これに対し、首相は「現在、まるで言論機関が萎縮
ここから先は有料になります
ニコニコポイントで購入する
チャンネルに入会して購読する
- この記事は過去記事の為、今入会しても読めません。ニコニコポイントでご購入下さい。
コメント
萎縮、懐柔、忖度、隷従...等々、今の大手メディアにぶつける言葉はいくらでもありますが、何を言っても通じない。アベと同根の人物がトップだからでしょう。つまり、人格者から程遠い人間ということ。あの田母神氏が言った「政治家は腹が黒くても能力があればいい」の如く、企業経営者もまた然りなのが日本の現状と思います。卑しく腹黒く生きる者が優遇される勧悪懲善社会ならではという気がします。
孫崎さんはずっと「おはよう寺ちゃん」に木曜日に出演されていて、思う存分政権の批判をしているので、いつまで続けられるのかなと心配しつつも今日に至っている。
金子勝教授は大竹紳士交遊録の金曜日に出演される。
ラジオがこういうコーナーを維持しているのは興味深い。
安倍に能力があると言っているのか?馬耳東風なのは、本人が本当に変わりたいと思ってないからで、周りが何を言っても言い訳をするに決まっている。ただ周りがかまってくれているうちが花だ。そのうちそういう人間なのだと諦めて、見向きもしなくなる。逆に本人が本当に決心しているなら、誰かがなんと言ってもやり抜くだろう。またそうでなければ意味もない。自分に誤魔化しは効かないのだ。
(ID:18367902)
言論の自由が保障されていれば、だれでも、どんな組織でも、どんなマスコミでも、自由に発言することが許される。当たり前のことである。
安倍首相の論理は、偏向ということが分からないというより、分かろうとしない。三大紙をはじめ多くのマスコミでは、翼賛偏向した内容記事しか見られないということは、自民党の熱烈な支持者でもよくわかっている。わかっているから、反対する、批判するマスコミに対しては過敏に反応することになる。大体、「日刊現代」を、政治を議論する一流紙とみているとすれば、おかしな感覚であるが、逆に言えば、孫崎さんご指摘のとおり、安倍首相が、家庭でこのような新聞を愛読しているとすれば、この国の将来が思いやられる。普通は見ていても、みていることなどだまっている。従順な三大紙など馬鹿にしていると受け取ることもできる。まあ、この程度のレベルとみていくしかないが、このレベルに国民が下落させられては、救われない。