孫崎さんが、憲法と日米安保の関連を懇切丁寧に述べられており、この見方は、常に、このブログで、耳にタコができるほどお聞きしていることである。私たち国民の理解が進んでいないため、安保法制に対する取り組みが、頓珍漢になっているきらいを否定できない。次の2点は、日米を考える時極めた大切であり、この2点抜きに思考しても。的外れになるということなのでしょう。 米国の日本永久的束縛方針である。 1.第二次大戦後の日米同盟という約束事に明文化されていない重大な取り決めがある。それは、日本が攻撃力を持たないことである。(憲法で制約する) 2.200年、2プラス2の「日米同盟未来のための変革と再編。」(憲法に制約されない日米安保条約の質的変革) このブログのコメントを見ても、「日米同盟の正体」を見たといっても、この事実をもとに、コメントしているのは少ない。孫崎さんご指摘のとおり、日本自身が、日本の安全をどのように確保するかが大切なのに、「軍事力保持」が憲法違反かどうかで争っていては、米国従属化が増すことはあっても減ることがないのではないか。 「軍事力保持」を是認し、日米間でどの程度にすべきかの現実的対処が語られるようにならない限り、基地問題をはじめ、この国の対米自立の道は永久に切り開かれない。
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(ID:18367902)
孫崎さんが、憲法と日米安保の関連を懇切丁寧に述べられており、この見方は、常に、このブログで、耳にタコができるほどお聞きしていることである。私たち国民の理解が進んでいないため、安保法制に対する取り組みが、頓珍漢になっているきらいを否定できない。次の2点は、日米を考える時極めた大切であり、この2点抜きに思考しても。的外れになるということなのでしょう。
米国の日本永久的束縛方針である。
1.第二次大戦後の日米同盟という約束事に明文化されていない重大な取り決めがある。それは、日本が攻撃力を持たないことである。(憲法で制約する)
2.200年、2プラス2の「日米同盟未来のための変革と再編。」(憲法に制約されない日米安保条約の質的変革)
このブログのコメントを見ても、「日米同盟の正体」を見たといっても、この事実をもとに、コメントしているのは少ない。孫崎さんご指摘のとおり、日本自身が、日本の安全をどのように確保するかが大切なのに、「軍事力保持」が憲法違反かどうかで争っていては、米国従属化が増すことはあっても減ることがないのではないか。
「軍事力保持」を是認し、日米間でどの程度にすべきかの現実的対処が語られるようにならない限り、基地問題をはじめ、この国の対米自立の道は永久に切り開かれない。