孫崎享のつぶやき

本年の政治課題:野党協力がどこまでできるか、民主党は野党協力は民主党強化のためでない、安倍政権暴走阻止の原点を忘れるべきでない

2016/01/03 06:38 投稿

コメント:5

  • タグ:
  • 孫崎享
  • 推薦図書
  • 政治
  • 歴史
  • 戦争特需がないと成り立たない国
  • 検証する(客観視するとは言ってない)
  • (⌒_ゝ⌒)
  • 配信王
  • 世界観がすごい
  • 勇気の切断
 

次の参議院選挙は極めて重要な意味を持つ。

 自公が3分の2の勢力を確保すれば、改憲の動きに弾みがつく。

 現在ですら、安倍首相独裁体制が続いている中で、その悪化に歯止めが全くかからない。

 参考は昨年、9月の時点での試算である。その試算は2014年衆院選結果を基に得票を試算したものである。それでも、「野党選挙協力が出来れば、1人区32のうち8選挙区を野党が制し、7選挙区で自民党に得票率10ポイント差以内に迫る接戦となることが分かった。自民党が2選挙区しか落とさなかった前回とは様相が一変する」との結論を出している。

野党が自民党を上回るのは岩手、秋田、福島、新潟、長野、三重、滋賀、沖縄の8選挙区。宮城、山梨、奈良、香川、佐賀、長崎、大分の7選挙区では自民党との得票率の差が10ポイント以内である。

 2014年衆院選と言えば、自民党ピークの時である。

 それ以降自民党にマイナス

ここから先は有料になります

ニコニコポイントで購入する

チャンネルに入会して購読する

  • この記事は過去記事の為、今入会しても読めません。ニコニコポイントでご購入下さい。

コメント

多少でも政治に関心を持っている国民なら、「安倍政権の暴走を止めなくては」と考えているはずだ。
ところが民主党は、多くの国民の切実な気持ちなど無視して、「政権獲得」を狙っている。
ここで野党共闘に乗らないということは、再び国民を裏切ることであり、政権復帰どころか「消滅への道」を選択することだと気づかないのだろうか。

No.3 107ヶ月前

2009年の、あの国政選挙よりあとは、選挙が有名無実化した――選挙以外に、国民が歴史を変える手段はないにもかかわらず・・・という以上に、選挙委以外に国民が歴史を変える手段がないがゆえにである。
TPPは既成事実化され、マイナンバーも勝手に決められ、すでに国民には何の決定権もない。
もはや選挙に勝つ必要も、憲法を変える必要もなさそうに見える。
しかし、アジェンダは確実に履行されている。
だけれども、日本は老人がいっぱいの国だ。アジェンダ作った人々はそのことをどう理解しているのか?

No.5 107ヶ月前

「歴史」から追い出された国民はどこへ?
エンクロージャーで追われた民はどこへ?

帰るべき「山河」である「日本」が今どこに?
NHKは「日本」の文化やら自然やらを特集して、それがさもあるが如くにふるまっているが、実際には、「日本人」が帰るべき精神の故郷は失われつつある。
ディズニーランドやら「スポンジボブ」に共感を覚えることのできない民は精神的難民である。

No.6 107ヶ月前
コメントを書き込むにはログインしてください。

いまブロマガで人気の記事

継続入会すると1ヶ月分が無料です。 条件を読む

孫崎享チャンネル

孫崎享チャンネル

月額
¥110  (税込)
このチャンネルの詳細