私は走る題材だと、その作品の出来栄えと関係なくつい本を買う。
ジョギングをするインセンティブを高めたいという思いもある。
書店で『チームⅡ』を見た。
『チームⅠ』は何だったか、読むなら『チームⅠ』を読んでからと思っている内に、本屋から消えた。あちらこちら行っても売れ切れである。
本のタイミングが絶妙なのである。
まさに今駅伝シーズンである。ここに駅伝をテーマにした『チームⅡ』が出た。
この本を読むには、堂場瞬一著『チーム』を読んでおく必要がある。
『チーム』の宣伝は次の様になっている。
「箱根駅伝出場を逃した大学のなかから、予選で好タイムを出した選手が選ばれる混成チーム「学連選抜」。
究極のチームスポーツといわれる駅伝で、いわば“敗者の寄せ集め”の選抜メンバーは、何のために襷をつなぐのか。
東京~箱根間往復217.9kmの勝負の行方は――選手たちの葛藤と
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コメント
42.195kmをバトンタッチして走り抜ける駅伝は、日頃の訓練、鍛錬の結果が、集大成される。特に、箱根駅伝は、10人がバトンタッチするが、多くの部員が支えており、前々からその実態には興味を持っていた。明日、書店に出かけてみます。
「チームⅡ」の読書感想を拝見しながら、この孫崎さんのブログも多くの方々が参加しているが、国の政策に強い関心を抱く人の塊、集団としてみた場合、どのような集団としてみられるか、想像してみるのも、面白い。私は、孫崎さんを「憂国の士」とみていて、多くの人が政治外交の真実に目覚めることを望んでおられるように、理解しています。また、理解しようとする前向きな人が集まっていると思っています。
私も駅伝やマラソンは好きです。子供の時分に見た九州一周駅伝のランナーは私たち子供たちの英雄でした。強いチームは福岡県と大分県でした。びりを争っていたのが、確か、山口県と佐賀県でしたか。大企業の工場がある県が強かったように思います。
私は小、中学を通じてマラソンに熱中しましたが、群を抜くには生まれつきの心配機能に大きく左右されることを知り諦めました。
京都の高校駅伝、大学の箱根駅伝は私にとって大衆の生きるための必需品であるサーカスとパンのサーカスの方の大きな部分を占めています。
ただ、駅伝はマラソンと違って団体競技です。ONE FOR ALL、ALL FOR ONEの自己犠牲的なスピリットが要求されるはずで、内部に思いをめぐらせば、何だか痛々しい気分に襲われます。
しかし、孫崎先生がお勧めですから、チームⅡを読んでみますか。私の価値観が変わるかどうか。
私もマラソンや駅伝は大好きです。もっとも自分では市民マラソン程度しか出たことはありませんが。それに比べ孫崎先生はあのお年で今も、長距離走を連日こなして体を鍛えておられるですよね。敬服いたします。
箱根駅伝といえば、これを題材にした自伝的小説として黒木 亮「冬の疾走」が好いですね。著者はみずからも早稲田在学中、箱根駅伝に2度出場し、20キロでは北海道記録を塗り替えたことがあるという体験の持ち主です。
前の方も書いておられますが、箱根駅伝は関東以外の大学も出場できる道を開いて欲しいですね。テレビの視聴率も格段に上がること間違いなしです。何がネックになっているのでしょう?
(ID:21835634)
わたしの母校は関東ではないので箱根を走ることは決してできない。
全日本大学駅伝の代表にはなったことがあるので、箱根がオープン化
されれば出場は夢物語とも言えないが。
箱根駅伝がこれほどのビッグイベントになったからには出場校をあと
5チーム増やして、北海道東北、東海北陸、関西、中国四国、九州の
代表を招待するというのはどうだろう。
そうすれば、駅伝中継の地方視聴率対策にもなり、何より現在では
形式的に関東ローカル大会にすぎないこの大会を全国大会にし、優勝校
は堂々と大学日本一を宣することができるのだが。
わたしは昨年までこの大会には興味がなく、5分以上継続してテレビに
映したこともなかったが、今年は子供の頃から知っている知人の娘さんが
東京の大学に進学して、沿道で母校の応援をするという。(なんと優勝!!)
それならテレビに映るかもと思い、初めて箱根駅伝なるものをフル観戦した。
なるほど、こういうものか。
来年も見ようかな。