A:事実関係:ワシントン・ポスト紙掲載「ハーバード医学大学院教授が何故一般教養、哲学が必要かを説く(A Harvard Medical School professor makes the case for the liberal arts and philosophy)」
筆者はDavid Silbersweig、ハーバード大学医学大学院教授
・共和党大統領選討論会及びその後の声明で、ルビオ候補は哲学や米国高等教育の重要性を低く評価した(注:「溶接工の方が哲学者より金を儲けるとし
ここから先は有料になります
ニコニコポイントで購入する
チャンネルに入会して購読する
- この記事は過去記事の為、今入会しても読めません。ニコニコポイントでご購入下さい。
-
映画「クリード。チャンプを継ぐ男」「ロッキー」フアン、スポーツ好きなら、この映画には満足するだろう。
-
一覧へ
-
従軍慰安婦問題、急進展。日本、岸田外相「当時の軍の関与の下に、多数の女性の名誉と尊厳を深く傷つけた問題」怒る右派。急展開は日韓を対中国強硬姿勢に利用しようとする米国の指示。
コメント
>>2
続き
しかし、今、水爆で先制攻撃してイランとロシアと中国を殲滅する意思を持った集団が米国で力を得つつあります。それと反比例して、哲学、宗教、文学で徳と愛を身に着けること、或いは愛と徳を身に着けた人々の立場が米国で追い込まれ始めています。イラン、ロシア、中国には彼らの徳と愛を結集して、米国の徳と愛の二つと力を合わせ米国の好戦性を駆逐してもらいたいと切に望むしかありません。
そういえばこれまでに自分の人生に大きな影響を与えた近現代の哲学者は一人もいない。むしろ仏教などにも影響を与えたウパニシャッドなどの古代インド哲学やその路線に近い神話(旧約聖書も含む)の方が自分に与えた影響は強い。そういう意味ではMyth and poemより自分の方が神話を学んでいるかもしれない。その影響かもしれないが、自分には、自分に必要な時に必要なもの(人)に出会うと言うような信念を持っている。人間はそういう旅を通して本物の自分になっていく。自分が出会うべきものとであった時、それをうまく消化できればそれは君の血肉となって、これからの君を支えていくだろう。もしもできなければ痩せ細った現代人として痩せ細った人生を歩んでいくことになるだろう。反発ではなくうまく消化してうまく自分の血肉にすることだ。化石燃料も過去の書物も、我々を創っている原子や分子でさえ、そういう歴史の積み重ねの上にできてきたものだ。新しい歴史も当然その積み重ねの上に存在する。
ものも言いようだな・・・「自分の人生に大きな影響を与えた近現代の哲学者は一人もいない」。嗤っちゃうな。
「反発ではなくうまく消化してうまく自分の血肉にすることだ。」よね。わんちゃん。
(ID:18367902)
日本の高度成長期のことを思い出しながら、現在の中国の「爆買」を見ていると、孫崎さんの本稿は考えさせられることが多い。本気で取り組まないと、若者の夢が消えていくばかりです。
高度成長期には、賃上げなどの労働運動が活発であり、新しい学問がどんどん出てくるし、新しい学科が大学に新設されていった。社会全体に勢いがあり、社会がよい方に良い方に回転していったように記憶している。
安倍政権は、「一億総活躍社会」の実現を目指しており、皆が活躍すためには、皆が多様な生き方を求めなければならないのに、高度成長期と同じように、生産性の問題に限定しているのではないかと、錯覚してしまう。教育研究分野の縮小は、体制国家の実現であり、不都合な教育研究をカットすることにつながってくる。個々人の生き方を支配しようとしているとも考えられるのです。
私は、「哲学」は、一つに整合化された事物を多様化し、多様化された事物を一つに整合化する、「普遍的絶対的」現象を覚知する能力を養成する最も大切な学問というより、生き方を示唆する教えであると思っています。個々人が、活躍するといっても、多様化するのでなく、国家が国家の都合のよいように、働き場所を限定しては、活力が期待できないではないか。