<ISのタンクローリー攻撃にやっと踏み切った米国の苦しい裏事情> http://diamond.jp/articles/-/83113?page=4 だが反政府派の主体はISおよびアルカイダ系のヌスラ戦線と その同調者だから、それらを和平交渉から排除せざるをえず、 そうすれば実体のない交渉となってしまう。 仮にISやヌスラ戦線の支配地をそのまま残して停戦しても、 内戦の再燃は必至で、難民・避難者は安心して帰郷できない。 また、もしアサド政権(シリア政府)が崩壊すれば、いまでも 対立抗争をしているISとヌスラ戦線などがシリアの支配権を巡って 次の内戦を始めそうだし、それでどちらかが勝っても、 シリアはテロ組織の支配する国となり、難民は戻れない。 ロシアのようにアサド政権を支援して、シリア政府軍にテロ集団 であるISやヌスラ戦線を討伐させて内乱を鎮定し、その後各国が シリア復興を援助して難民が戻れるようにする以外に、現実的な 策は無いのではないか、と考えざるをえない。
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孫崎享チャンネル
(ID:9443972)
<ISのタンクローリー攻撃にやっと踏み切った米国の苦しい裏事情>
http://diamond.jp/articles/-/83113?page=4
だが反政府派の主体はISおよびアルカイダ系のヌスラ戦線と
その同調者だから、それらを和平交渉から排除せざるをえず、
そうすれば実体のない交渉となってしまう。
仮にISやヌスラ戦線の支配地をそのまま残して停戦しても、
内戦の再燃は必至で、難民・避難者は安心して帰郷できない。
また、もしアサド政権(シリア政府)が崩壊すれば、いまでも
対立抗争をしているISとヌスラ戦線などがシリアの支配権を巡って
次の内戦を始めそうだし、それでどちらかが勝っても、
シリアはテロ組織の支配する国となり、難民は戻れない。
ロシアのようにアサド政権を支援して、シリア政府軍にテロ集団
であるISやヌスラ戦線を討伐させて内乱を鎮定し、その後各国が
シリア復興を援助して難民が戻れるようにする以外に、現実的な
策は無いのではないか、と考えざるをえない。