米国は、個人を重視するがゆえに、銃の保持を許容する。許容するがゆえに、差別、貧困が拡大し、銃による殺害が多くなっている。 問題の本質は、銃保持ではなく、差別、貧困であるが,個を大切にするがゆえに、社会主義的な共生に抵抗感が強い。米国の病は深いが,オバマ大統領の目指す共生社会の実現がなくては、米国の社会不安が拡大することがあっても、減少していくことはないのでしょう。 さらに、テロの脅威が日常的に社会を覆えば、米国民は、日常生活上安心できない事件が、日々起きてくるのであって、資本の論理の矛盾が解決するどころか、ますます増していくのでしょう。イスラム教徒の出入国を禁止すれば、さらに、憎しみが増すだけであり、米国にとってプラスにならない。 資本の論理も、共生の論理も、どちらかに偏りすぎれば、必ず反動が出てくるということでしょうか。平和の論理も、戦争の論理も、どちらかに傾きすぎれば、必ず矛盾弊害が出てくるということなのでしょうか。
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孫崎享チャンネル
(ID:18367902)
米国は、個人を重視するがゆえに、銃の保持を許容する。許容するがゆえに、差別、貧困が拡大し、銃による殺害が多くなっている。
問題の本質は、銃保持ではなく、差別、貧困であるが,個を大切にするがゆえに、社会主義的な共生に抵抗感が強い。米国の病は深いが,オバマ大統領の目指す共生社会の実現がなくては、米国の社会不安が拡大することがあっても、減少していくことはないのでしょう。
さらに、テロの脅威が日常的に社会を覆えば、米国民は、日常生活上安心できない事件が、日々起きてくるのであって、資本の論理の矛盾が解決するどころか、ますます増していくのでしょう。イスラム教徒の出入国を禁止すれば、さらに、憎しみが増すだけであり、米国にとってプラスにならない。
資本の論理も、共生の論理も、どちらかに偏りすぎれば、必ず反動が出てくるということでしょうか。平和の論理も、戦争の論理も、どちらかに傾きすぎれば、必ず矛盾弊害が出てくるということなのでしょうか。