1真珠湾攻撃は日本歴史の最大の愚挙です。
ジェフリー・レコード著『アメリカはいかにして日本を追い詰めたか』という本があります。米国陸軍戦略研究所(U.S.Army War Collage, Strategic Studies Institute)内のレポートの訳です。冒頭、米国陸軍戦略研究所所長グラス・ラブレースの言葉が記載されています。
・日本が1941年に下した米国攻撃の決断は全く合理性に欠け、ほとんど自殺行為であったと考えられる。アメリカは日本の10倍の工業生産力を持っていた。もちろん日本がアメリカ本土を攻撃することは出来るものではない。そんな国と戦って日本は勝算があると考えたのだろうか。太平洋方面で我が国と戦えば負けることは解り切ったことだった。日本が我が国と戦うと決めた歴史的事実を一体どう説明したらよいであろうか。
・ディーン・アチソンは1941年には国務次官補
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イスラム圏への軍事介入で平和が訪れたか。逆。西側諸国の軍事介入の動き強化される中で、疑問を呈する論評の紹介。
コメント
「嘘と詭弁」ということは、理解できるが、何故、「磯と詭弁」で、勝てない戦いに突入するのか、よくわからない。
狂っていなければ、怒り高ぶっていても、理性が働くはずである。客観的情勢判断が、狂ってしまうのは,取り巻きの甘言による可能性が高い。愚かなトップには、良いことしか伝えない取り巻きばかりになり、正常な判断ができなくなってしまうのでしょう。確かに、トップを、安倍首相に置き換え、取り巻きを見てみると、同じような環境にあることがよくわかる。
ひどい状況にあるが、ひどい状況を是正しようという逆作用の働きが出てこないのは、日本人の国民性なのであろうか。残念なことである。情緒性が、理性に優先する「和の精神」の欠陥でもある。
似ているのかどうかは知らないが、前回とは決定的に違うところがある。今はアメリカに従順であるが故に嘘と詭弁で満ちており、嘘と詭弁で満ちているのは本当はアメリカだと言うことだ。それは今も昔も変わらないのかもしれないが、今は全く余裕がなく、理性も糞もなく何でもやる。裸の王さまである恥じらいもなく正義の顔をする。もうどう見てもアメリカの時代は終わったのだ。問題は次が何かと言う問題だが、経済至上主義である限り中国が君臨しても新たな時代だとはいえない。新しいものは日本から生まれなくてはいけない。けれども対米従属を続けている。
理性が、合理主義が、追いつめられた時に公正であったことなどない。追いつめられれば自分と自分が属するものを守るためわからないように不正を働く。それは理性を司るものが理性それ自身ではないからだ。理性は何かの意思や目的の為に働く武器に過ぎない。それは古層かもしれない。あるいは小僧かもしれない。それは恐竜より古く、進化を促してきた意思かもしれない。あんたも本当は後悔しているのだろう。古層とバカにしてきたことを。バカにされようが亀の背中に女神を乗せて歩く姿はエドガーエンデの絵画だったか?
孫崎先生のお見立てに、まさに全面的に賛同いたします。
ああ、それなのに、安倍政権の支持率の高さには、思わず絶望したくなります。
(ID:19005377)
素晴らしい総括です。賛同いたします。