失礼を承知で異議を唱えますが・・。 「軍事的行動で、IS的動きは止められない」 すぐに「軍事力は必要ない」だの「軍事行動は必要ない」といった 極論を主張されるのは、孫崎先生の悪い癖だと思っています。 当然、外交による解決が第一であり、軍事による解決は最終手段です。 それについては、まったく異論はありません。 但し、今回のイスラム国の根源であるシリア情勢に限っては、 テロによる報復を覚悟でも、軍事行動を取る必要があると考えます。 なぜなら、対話(外交)のみでの解決が不可能であるからです。 もし外交のみで解決可能だというなら、ただ軍事行動に反対ではなく、 具体的な解決策を示されるべきでしょう。 すなわち、「誰と対話をし、何を話し合うのか」を。 「潰すべき相手は潰し、対話すべき相手とは対話する」 これが正しい選択です。 私はロシアによるシリア軍事介入を支持しています。 プーチンの決断は正しい。 アサド政権が倒されたらどうなるのか。 次に始まるのは、「イスラム国と反体制派の殺し合い」であり、 その次に起こることは、「反体制派同士の殺し合い」です。 結果、シリアは過激派の巣窟となり、大量の武器や化学兵器を 手にした彼らは、次の「戦場」へと流れて込んでいく。 アサドが言っていたように、中東は崩壊します。 (・・続きます・・)
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孫崎享チャンネル
(ID:9443972)
失礼を承知で異議を唱えますが・・。
「軍事的行動で、IS的動きは止められない」
すぐに「軍事力は必要ない」だの「軍事行動は必要ない」といった
極論を主張されるのは、孫崎先生の悪い癖だと思っています。
当然、外交による解決が第一であり、軍事による解決は最終手段です。
それについては、まったく異論はありません。
但し、今回のイスラム国の根源であるシリア情勢に限っては、
テロによる報復を覚悟でも、軍事行動を取る必要があると考えます。
なぜなら、対話(外交)のみでの解決が不可能であるからです。
もし外交のみで解決可能だというなら、ただ軍事行動に反対ではなく、
具体的な解決策を示されるべきでしょう。
すなわち、「誰と対話をし、何を話し合うのか」を。
「潰すべき相手は潰し、対話すべき相手とは対話する」
これが正しい選択です。
私はロシアによるシリア軍事介入を支持しています。
プーチンの決断は正しい。
アサド政権が倒されたらどうなるのか。
次に始まるのは、「イスラム国と反体制派の殺し合い」であり、
その次に起こることは、「反体制派同士の殺し合い」です。
結果、シリアは過激派の巣窟となり、大量の武器や化学兵器を
手にした彼らは、次の「戦場」へと流れて込んでいく。
アサドが言っていたように、中東は崩壊します。
(・・続きます・・)