孫崎享のつぶやき

ミャンマー、政権交代濃厚に 大統領「民意尊重し移譲」、対外圧力なしに民主化に行けることを示す事例

2015/11/12 07:49 投稿

コメント:4

  • タグ:
  • 孫崎享
  • 推薦図書
  • 政治
  • 歴史
  • 戦争特需がないと成り立たない国
  • 検証する(客観視するとは言ってない)
  • (⌒_ゝ⌒)
  • 配信王
  • 世界観がすごい
  • 勇気の切断
 

A:事実関係

11日朝日新聞:

ミャンマー、政権交代濃厚に 大統領「民意尊重し移譲」

ミャンマーのテインセイン大統領は11日、総選挙でアウンサンスーチー氏が率いる野党・国民民主連盟(NLD)が大勝する情勢を受けて、「民意を尊重し、平穏かつ着実に政権移譲する」との声明を出した。軍政がNLD勝利の結果を無視した1990年総選挙のようなことをしないと明確にした発言で、政権交代が現実的になった。

テインセイン氏は声明で「NLDの勝利を祝福する」とも述べ、自身が党首を務める与党・連邦団結発展党(USDP)の敗北も認めた。

8日に投開票された総選挙は、国会上下院(定数計664)のうち25%の軍人枠を除く民選枠(同498)で争われた。NLDが3分の2超(333議席以上)を獲得する勢いで、国会全体で過半数を制するとの見方が強まっている。

B:評価

・ミャンマーは長く軍の独裁体制が続い

ここから先は有料になります

ニコニコポイントで購入する

チャンネルに入会して購読する

  • この記事は過去記事の為、今入会しても読めません。ニコニコポイントでご購入下さい。

コメント

アウンサンスーチーさんとミャンマー国民の苦悩の歴史があって、今回の勝利があり、民主主義は改めて勝ち取るものだということを教えられる。

日本では、天皇メッセージと沖縄県民の意思表示をどのように乗り越えるかという問題があり、日本人自身が乗り越えなければならないが、乗り越えるのが難しく、戦後日本の悲劇が続いているとも考えることができる。

海外移転を拒否したのは米国でなく日本政府であり、辺野古移転も米国が決めたわけでなく日本政府が決めたのであり、現在の混乱をもたらしたのも日本政府であり、政府の沖縄に対する差別感が起因しているとみることができる。

No.2 109ヶ月前

自分は大統領より上だと言ってのける怪物を
生んでしまったのに民主化ですか。

日本にも憲法よりも選挙で選ばれた自分が上と
思っているらしい総理大臣がいますけど。

ヒトラーですらそんな無茶は言いませんでした。
独裁者になるべく法整備をするまでは。

大人気のスーチーですが、わたしはあの女が
欧米に自国の制裁を呼びかけた時から嫌いに
なりました。
制裁が直撃するのはかならず最初に庶民なのです。
自国の民の暮らしと国益を害せよと外国に要求する
などどこが愛国者なのか。

ほら、ブッシュジュニアにイラク戦争をけしかけた
米国在住のイラク人がいましたね。
同胞の血で自分の野望をあがなった男。

あの男と同類です。スーチーは。

No.3 109ヶ月前

ビルマの新大統領になる人は、国を愛するならまず
スーチーの排除から始めなくてはなりません。

スーチーが何を言おうとビルマの法は大統領に最高の
権限を与えているのですから。

No.4 109ヶ月前
コメントを書き込むにはログインしてください。

いまブロマガで人気の記事

継続入会すると1ヶ月分が無料です。 条件を読む

孫崎享チャンネル

孫崎享チャンネル

月額
¥110  (税込)
このチャンネルの詳細