tako2008 のコメント

腹が立っているので一言。

これまで散々安部政権と集団的自衛権を非難してきたくせに、米中対立で、
マスコミが騒いでみれば、風見鶏のように、軽々と安部政権支持、
安保法案支持に回ってみたりする連中が多すぎる。

このような先見性の乏しい愚か者達は、米軍がアジアから手を引き始め、
中国に対して、みっともない形で和解せざるを得なくなったとき、
再び軽々しく、「自説」を変えるだろう。

このような「ご都合主義・変節漢」達の発言を「保存」しておくといい。
自説を曲げないという意味では、ネトウヨの方がまだ立派である。

私の主張は一貫している。

1.「米中の覇権争いに、我が国は積極的に関与するべきではない」

 米中の軍事パワーバランスは、すでに拮抗(米国若干有利)している
 状態であり、10年先、20年先も、現状を維持できる保証はない。
 アジア海域においては、10年後には中国が軍事的優位に立つ。

 また、将来における国益の観点から、中国と対立を深めることは、
 中国の圧力によりアジアでの孤立化を招き、経済的不利な状況を作る。
 海外との資本競争に敗れ、国が困窮していく可能性が高い。


2.「南シナ海の平和に、我が国は積極的に貢献していくべきである」

 我が国は、南シナ海の平和の為に、積極的・能動的に行動するべき。
 但し、米国と軍事対立を煽るのではなく、外交的手段で貢献する。

 米国と中国の二極しかない勢力状態であるから対立が起こる。
 覇権争いをの望まない国らと伴に、「第三極」を作るべきである。

 我が国には、未だ「アジアのバランサー」となるだけの国力と、
 アジア諸国からの信頼が存在しており、十分可能である。
 民間船の「航海の自由」を保障するためのルール作りを目指す。

なぜ、10年先を見据えた客観的な情勢判断と、発想の転換ができないか。

なぜ、孫崎先生を含めた、安保法案反対派の人達は上記を主張しないのか。
解決策も何も明示しない戦争反対では、説得力に欠ける。

あまりにも怠慢であり、安部政権打倒など、できるはずもない。
いくら綺麗事を言い、「政局ごっご」などしても無意味である。

No.2 110ヶ月前

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