我々国民は、反省しているが、民主党は反省していない。今のままでは永遠に反省しないでしょう。反省できるようであれば、分裂も起きなければ、政権投げ出しもない。自民党で活躍できない中途半端な人たちとリベラルな人たちが、組織の力を借りて政治家をしているに過ぎない。このような人たちは、たとえ政権をとっても、同じ過ちをします。なぜなら、反省できないものに、未来は切り開かれることがないからです。

安保に対する沖縄の民意を無視する民主党は、自民党と変わることがありません。民意を無視するなら、安定性のある自民党を選ぶべきでしょう。私なども共産党アレルギーがあったが、国民を無視する政党では、国民生活が安定することなく、競争の原理の中に投げ込まれるのを強く危惧します。私などは、競争が嫌いではないが、国民全体のことを考えれば、皆で助け合っていく社会のほうが、継続的な幸福を皆が実感出来るのではないか。アベノミクスで助かったのは、企業であるが、巨額の利益をため込み、国民に還元しようとしない。一方、国民には、大幅な物価上昇で、塗炭の苦しみが襲い掛かっています。共産、生活、社民の塊でも、国民第一を掲げる政党を支持していきたい。米国に追随する自民、民主の時代では、世界の潮流から遅れるばかりです。民主党は切り捨てるべきでしょう。反省なきダメなものは、いつまで待ってもダメです。きっぱりとあきらめましょう、孫崎さん。