ご無沙汰しております。

我が国の政治経済はますます悪化しいくと思われる一方で、
本当に憂鬱になります。

最近は、一度痛い目に遭い、その揺れ戻しで世論の正常化を
目指すしかないのではないかと開き直っております。

ここを見に来られる方々は国際情勢を客観的に見ておられる方々が
殆どでしょうから、補足する必要はないかもしれませんが・・。

重要なことなので、一言だけ発言させて頂きます。

２１世紀は、ユーラシア大陸が世界の中心となる「大陸覇権の時代」
になると思われます。

産業格差の解消と、陸路（鉄道網、航空網、ＩＴ網）の発達により、
海洋国家の優位性（海路による流通の優位性）が薄れ、米英を代表
する「海洋覇権の時代」が終わります。

ユーラシアに広大な国土を持つロシアは、再び軍事大国として世界に
君臨するでしょう。米国に代わり、「世界の警察（中東の警察）」を
自認するかもしれない。

また世界経済は、中国、インドを中心にアジアが牽引することになる。

中国だけが発展する必要はなく、周辺のアジア諸国が発展するだけで
アジアへの経済パワーシフトが起こる。ＡＩＩＢの目的の一つは、
この欧米からアジアへのパワーシフトを起こすことです。

米国の無意味な戦争に愛想をつかし、すでに欧米諸国は米国離れを
起こしています。自業自得でしょうが、かといって欧米諸国のロシア
アレルギーは治らず、中国に擦り寄る形になっている。

また、中国はなんでも金で解決できると考え始めており、今後ますます
態度が傲慢になっていくでしょう。いずれは痛い目を見るでしょうが。

（・・続きます・・）