孫崎さんの、「戦争法案」に対する危機意識は、民主主義と法治制度に対する危機意識と同じなのでしょう。 「智恵子抄」を取り上げておられるのは、イデオロギーでない孫崎さんの「心の叫び」ではないか。この「心からの叫び」に対し、国民の多数が覚醒され、大きなデモが全国的に展開している。冷めやすい国民性が来年の選挙まで持続できるかが大きな課題です。しかし、いくら国民が覚醒しても、政党が覚醒しなければ、状況が変わることがない。相変わらずの民主党二極内含は、反省することなく、大敗後も続いているようだ。維新のように分裂したほうがよいが、民主党は一向に国民のほうに目を向けることなく、内部闘争に明け暮れしているとみるべきでしょう。沖縄基地問題では、自民党と同じであり、国民に目を向けているのは共産党ほかの少数政党だけになっています。 自民党、民主党の国会議員のみじめな姿を見ていると、失われた経済成長の中で育った暴力的な集団の「いじめ」に対し、優秀な学生たちだけでなく先生まで身構えている姿がダブって見えます。暴力的な国家米国の脅迫が大きく、国会議員が全く自由に動けない監視システムが形成されているとみるべきなのでしょうか。現在は支配層に限定されているが、「戦争法」によって、徐々に社会全体に、ナチズムのように浸透していくのがたいへん怖い。
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孫崎享チャンネル
(ID:18367902)
孫崎さんの、「戦争法案」に対する危機意識は、民主主義と法治制度に対する危機意識と同じなのでしょう。
「智恵子抄」を取り上げておられるのは、イデオロギーでない孫崎さんの「心の叫び」ではないか。この「心からの叫び」に対し、国民の多数が覚醒され、大きなデモが全国的に展開している。冷めやすい国民性が来年の選挙まで持続できるかが大きな課題です。しかし、いくら国民が覚醒しても、政党が覚醒しなければ、状況が変わることがない。相変わらずの民主党二極内含は、反省することなく、大敗後も続いているようだ。維新のように分裂したほうがよいが、民主党は一向に国民のほうに目を向けることなく、内部闘争に明け暮れしているとみるべきでしょう。沖縄基地問題では、自民党と同じであり、国民に目を向けているのは共産党ほかの少数政党だけになっています。
自民党、民主党の国会議員のみじめな姿を見ていると、失われた経済成長の中で育った暴力的な集団の「いじめ」に対し、優秀な学生たちだけでなく先生まで身構えている姿がダブって見えます。暴力的な国家米国の脅迫が大きく、国会議員が全く自由に動けない監視システムが形成されているとみるべきなのでしょうか。現在は支配層に限定されているが、「戦争法」によって、徐々に社会全体に、ナチズムのように浸透していくのがたいへん怖い。