p_f のコメント

> 日本の政治家、官僚、経済界、学者、ジャーナリストの上に行けばいくほど何故歪んだ考えを持つかが「認知的不協和論」で見事に解る。

初めにこの記事をアップされた時にも感じたことですが、「見事に解る」ほどではない気が致します。つまり、

> Yは「政府と協調を図るべきだという仕事環境にいる」ことを維持する際には「原発は地震で危ない」という認識を下げ努力をする

ここで、認識の重要度を下げる対象が何故いとも簡単に前者ではなく後者になってしまうのでしょうか。
例えば、
"日本の外交官は「米国追従が支配的な外務省の仕事環境にいる」ことを維持する際には「イラク戦争には反対すべきである」という認識を下げる努力をする"
といったケースでは天木直人氏という反証があるわけです。
やはり、どういうタイプの人間に育ってきたかが肝ではないでしょうか。
そして日本では天木氏のように、あるいは青色LEDの中村教授のように「ダメなものはダメだ」というタイプには決して育てようとはしない。視野を広げるよう奨励することもなく、中長期的な視野を育むこともしない。その場凌ぎの行き当たりばったり。
先日の国会前デモにしても、大企業の社員など殆どいなかったと推察します。その話題を振ってもまるで関心無さそうな職場の若手を嗜めると「『ゆとり世代』なんで(笑」という返答でした。彼らは外国(旅行)への関心も低く、ある者は「アジアの国は街も独特の臭いがすると聞いた」などと嫌そうに言うので「それがいいんじゃないか!」と返しましたが通じませんでしたね。悉く無機的です。こういう人種はこの連休も部屋でオンラインゲームにハマッてばかりかもしれません。上の人間の歪んだ考えに異を唱えることなど考えも及ばないでしょう。日本はそういう社会をせっせとノー天気に作ってきたのだと思います。

No.8 111ヶ月前

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