atlom のコメント

「認知的不協和論」というのは、自らの半強制的「反信念的行動」にその名をつけなくても「転向者」には顕著に現れる行動として多くの人々に認知されていると思います。しかし、孫崎氏の喫煙者の喩えでは「自分の嗜好」と「健康上の理由」が対比されていますが、これは普通の人でも「ある程度計量化し、可視化できるもの」です。一方、「合憲」あるいは「違憲」理論については、一般人民には「計量化とか可視化」して認識することは難しいでしょう。また、憲法学者の約95%が違憲とかいうのも、なかなか具体的な人名も込めての論拠とはなり得ないでしょう(例えば、安保法制成立前と成立後の変化などもあって当然なることが「認知的不協和論」を援用しても明らかでしょう)。ですから、国会議論でも、「中国による不安」を特に訴え、「米軍への軍事的協力なしでは援助は見込めない」という不安扇動論で一応乗り切ってしまったのでしょう。暴走阻止の方法論はもっと知恵が必要ですから、皆で考えましょう。[馬骨]

No.2 111ヶ月前

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