孫崎さんのツイッター、ブログ、そして、著作をいつも拝読していますが、本当に勉強になりますね。そして、このすごい時代にあって、主張に一貫したものがあります。こういう一貫性は、他に類を見ないですね。そして、これだけが、歴史の試練を越えて、残っていく言説だと思う。こういう貧困国にあって、孫崎さんのような稀有な言論家をもてていることは、まさに僥倖だと思っております。 今回のお話しもためになります。本当の学者というものが、どれほど鋭い感性と良心を持っているかということ。これに対して、利害関係のなかにどっぷりとつかっている人間はいくらでも変節し、自らの知性さえ喪失できるということ。こういう「人間」というものをえぐるような考察はとても重要であり、また、理解の窓になります。 世界を変えたり、「良い方向」へ向かわせたり、ということを語る人間は、いったん権力につくと必ず利害のために権力を濫用するものですが、そのメカニズムを解明するには認知的不協和の理論は非常に切れ味がよいということが今回よく分かりました。 早い話し、人間は、自分の都合のよい話しは受け容れたがるということですが、この傾向を乗り切れる人だけが、真の自立、自尊、自由を得られるのでしょう。 利害はいくらでも人を残虐にかえるのです。
チャンネルに入会
フォロー
孫崎享チャンネル
(ID:11773811)
孫崎さんのツイッター、ブログ、そして、著作をいつも拝読していますが、本当に勉強になりますね。そして、このすごい時代にあって、主張に一貫したものがあります。こういう一貫性は、他に類を見ないですね。そして、これだけが、歴史の試練を越えて、残っていく言説だと思う。こういう貧困国にあって、孫崎さんのような稀有な言論家をもてていることは、まさに僥倖だと思っております。
今回のお話しもためになります。本当の学者というものが、どれほど鋭い感性と良心を持っているかということ。これに対して、利害関係のなかにどっぷりとつかっている人間はいくらでも変節し、自らの知性さえ喪失できるということ。こういう「人間」というものをえぐるような考察はとても重要であり、また、理解の窓になります。
世界を変えたり、「良い方向」へ向かわせたり、ということを語る人間は、いったん権力につくと必ず利害のために権力を濫用するものですが、そのメカニズムを解明するには認知的不協和の理論は非常に切れ味がよいということが今回よく分かりました。
早い話し、人間は、自分の都合のよい話しは受け容れたがるということですが、この傾向を乗り切れる人だけが、真の自立、自尊、自由を得られるのでしょう。
利害はいくらでも人を残虐にかえるのです。