日本政府は、「中国が尖閣諸島の領有権を主張し始めたのは、70年代に油田が見つかったためで、それ以前は日本の領土と認めていた」と言っているが、それは事実ではない。 戦前は、日本が台湾まで支配していたのだから、中国は領有権を主張できなかった。 戦後は71年の沖縄返還まで、ポツダム宣言に従って米国が支配していた。 この間に、米国は油田の存在を確認し、メジャーが調査した結果、埋蔵量が少なくて採算がとれないと判断している。 返還後、中国から共同開発の申し出でがあったが、米国の情報を信じた日本政府は取り合わなかった。 中国が独自に開発を始めたら、日本は、ストロー原理という難癖をつけて中国を非難し、「棚上げ論」も合意はしていないと言い始めた。 こんな外交をしていたら、どこの国からも嫌われるのは当然だろう。
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孫崎享チャンネル
(ID:18982160)
日本政府は、「中国が尖閣諸島の領有権を主張し始めたのは、70年代に油田が見つかったためで、それ以前は日本の領土と認めていた」と言っているが、それは事実ではない。
戦前は、日本が台湾まで支配していたのだから、中国は領有権を主張できなかった。
戦後は71年の沖縄返還まで、ポツダム宣言に従って米国が支配していた。
この間に、米国は油田の存在を確認し、メジャーが調査した結果、埋蔵量が少なくて採算がとれないと判断している。
返還後、中国から共同開発の申し出でがあったが、米国の情報を信じた日本政府は取り合わなかった。
中国が独自に開発を始めたら、日本は、ストロー原理という難癖をつけて中国を非難し、「棚上げ論」も合意はしていないと言い始めた。
こんな外交をしていたら、どこの国からも嫌われるのは当然だろう。