フレデイ タン のコメント

孫崎先生ご提供の「メルケルは、この行動は米国の世界に対する一般的な対応ー極度に狭い視野、プラグマテイズムの下でのモラルの放棄、素人的アプローチーを物語っていると受け止めている」という一節に私は希望を感じます。

このところ、私はもっぱら米国政治の邪悪性(いや極悪非道と言うほうが適切か)を追求しているものですが、そろそろまとめにかかっています。そんなところに「プラグマテイズムの名のもとでのモラール放棄」という新たな(私にとって)視点が浮かび上がってきました。この視点はカント、ヘーゲル、ニーチェ、ハイデッガー、アドルノ、そうそうたる思想家を生んできたドイツで育ったメルケルさんらしい認識ですね。

私の目が識別する限りでは、米国の邪悪性の核となっているのは米ネオコンなんですね。そしてその落としだねが西のポロシェンコと東のABEなんですよ。世界大戦を挑発の道具に使うのも厭わないネオコンに厳しく対決しているのが習近平とプーチンです。その媒介としてメルケルさんの良識があると考えると少しは世界平和の希望が見えてきます。

それにしても、I AM NOT ABE.はなかなか広がらない。NEWLY PRINTED YENの魅力が大きいのでしょうか。

No.2 114ヶ月前

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