tako2008 のコメント

彼女の主張は、何か上から目線で自慢ばかりに聞こえますね。

冗談ではありません。
私には私の職業観があり、価値観があり、生き方がある。

そんなことよりも、前回時間がなくてコメントを投稿できません
でしたが・・。

なぜ、先生は米中対立について一言も発言されなかったのですか。
黙っていたことで信用を失ってしまったのではありませんか。

つい最近、ベトナムと中国が争った時にも何も発言されなかった。
南シナ海情勢になると、なぜ黙るのですか。

ご自身の持論に、何か都合が悪いことでもあるのですか。

尖閣と南シナ海では、状況もそのルールも全く異なるわけですから、
「棚上げ論」は通用します。

尖閣問題と違い、南シナ海の領土問題の本質は、「米中の対立」です。

そして、ルールの違いとは、尖閣が棚上げ(互いに島に対して建設行為
等を行わない)に対して、南シナ海は、南シナ海共同宣言に基づくもの。
つまり、自国が実行支配する島や岩礁については埋め立て・建造物構築
など自由にしてよい(自制はする)が、他国が支配する地域への武力に
よる占拠は行わないという合意に基づくもの。

決して先生の認識は間違っておられない。
何が不安なのですか。

もし「持論に都合の悪いことには口を塞ぐ」という考えを持っておられる
のでしから、あなたに権力を批判する資格などありませんよ。

この際、はっきり言わせて頂きますが、孫崎先生の持論のみでは、
対米自立は不可能だと思っております。

領土問題や歴史問題といった外交問題を「知恵」によって解決していく
ことで、米国への依存度を減らしていく方向性は間違いなく正しい。

しかし、何度も言いますが、「非武装中立」というのは成り立ちません。
「知恵」と「防衛力」の両立があって、始めて対米自立が可能になる。

その為には、憲法を改正し、自衛隊の国軍への昇格が必要です。

また、いくら自主防衛を強化しても、対北朝鮮・韓国に対しては
有効ですが、中国とロシアに対しては、不十分です。

その軍事格差の穴埋めについては、核武装論議で補うことができます。

核武装をする・しないが重要なのではなく、核武装論議をすること、
それ自体が抑止力になるのです。なぜなら、相手国は、日本をこれ
以上怒らせると、核武装しかねないと判断するからです。

もちろん、被爆国として核武装は駄目と、国民の総意が結論付けたなら、
それは仕方がありませんし、尊重するべきです。

但し、核武装しない道を選んだ場合でも、代替案としてより効果的な
抑止力向上は検討するべきです。

抑止力とは、我が国を攻撃することによるリスクのハードルを高くし、
攻撃を躊躇させることですから、核兵器でなくとも、気化爆弾でも
化学兵器でもなんでも良いのです。これらをいつでも製造可能であり
弾道ミサイルに搭載可能であることを示すだけでも良い。

No.3 115ヶ月前

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