1:集団的自衛権の本質は、自衛隊を米国戦略のために使う制度である。
2:あたかも中国の脅威に対抗するような印象を与えるに努めているが、集団的自衛権と対中国は別である。
日米安保条約第5条は「日本国の施政の下にある領域における、いずれか一方に対する武力攻撃が、自国の平和及び安全を危うくするものであることを認め、自国の憲法上の規定及び手続に従って共通の危険に対処するように行動することを宣言する」としており、尖閣諸島は日本の施政下であるから、対象となっており、集団的自衛権で米国が新たな動きを見せることはない。
3:安倍首相は、集団的自衛権で、「日本の抑止力が高まった」と言っている。
多くの国民は、念頭にあるのは中国の軍事力に対する対抗力を想定する。
では米国は、日本が集団的自衛権に参加したら、中国に対する態度は変わるであろうか。
それは全くない。
米国と中国は核超大国である。
核超大国同士は
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コメント
taco2008さん
中国やロシア連邦とは話し合えるが、北朝鮮はだめ。
なぜですか。
北朝鮮は日本との関係改善を切望しているのはあきらかなのに。
もちろん、それにともなうカネ目当てだとしても。
日本が本気でその気になれば完全に可能です。
韓国の対北外交がアホなのはその通りですが、他国を非難するより
自国の北朝鮮外交を非難すべきでは。
貴方は私の発言の何をどう解釈されているのですか??
何を言っても誤解されそうなので、説明はやめます。
意見する前に、ハンドルネームくらい付けて下さい。
taco2008さん
わかりました。
あなたのコメントに対して反応コメントはやめます。
でもそれで楽しいですか。
壁に向かって大声でどなるようなことが。
それとも反応するならあなたの意見に全面的に賛成
とだけいってほしいですか。
わたしはわたしに対する反論コメントは大歓迎なのですが。
とまれあなたの意志は了解しました。
わたしは子供の頃からくだものを偏愛していて、1日くだものしか
食べない日が今でもよくあります。
なかでもとりわけ好きなくだものの名がハンドルネームです。
(ID:19005377)
孫崎先生のご説明で米国の厭らしさ、複雑怪奇、図々しさ、傲慢、その他諸々のマキャベリズムがじーんと私の胸に伝わって来ます。
日本は真の愛国的柔軟思考で泣く子も黙る米国にあの手この手で対処しなければならない重大時期に過去類例のない単細胞政権の成立を許してしまった。日本の主権が溶解しようとしているのがとても残念。
直ちにこのアホの体制を打ち倒さなければ残るはカオスしかない。