TPPに関しては、ヒラリー・クリントンに次いで大統領候補として有力なウォーレン上院議員が「国の主権を揺るがすものだ」と述べ、現在民主党内でオバマ大統領とウォーレン議員の間で激しい応酬が起こった。この中でヒラリー・クリントンが反対の姿勢を示したとの報道がなされた。この報道がどの程度真実かは不明であるが、民主党大統領候補選定の大きい議題になってきたことは間違いない。

 4月30日付huffingtonpost.com「ヒラリー・クリントンは主要貿易政策に反対(

Hillary Clinton Opposes Major Obama Trade Policy)を掲載したところ主要点。

・ヒラリー・クリントンは「大企業に企業の利益を抑制する法律や規制に対して主権国家を訴える権限を与えるTPPに反対である。

・この政策姿勢は彼女の本『困難な選択(Hard Choices)』の中に