普天間米軍基地の閉鎖は、そもそも1995年の沖縄米兵少女暴行事件を契機に、沖縄の米軍基地に反対する運動や普天間基地の返還要求をする運動が起こり、1996年4月4月12日に橋本と駐日大使であったウォルター・モンデールとの間で、「普天間基地の移設条件付返還」が合意され、その後、日米間で移転先について協議されてきた。そして、辺野古移転に合意されたのであるが、どの首相も沖縄県民の反対の意思にかんがみて、工事に進んでいくのには躊躇した。
そして、沖縄麺民の反対が従来より強硬になってきた。
この問題にどう対応すべきかについては見解を述べてきた。
、考慮すべき要件は次の通り。
1:返還で得る地域のプラスと米軍基地の重要性の比較
2:普天間米軍基地の軍事的重要性
3:返還した時に生ずる日米関係の配慮
(1) 返還で得る地域のプラスと米軍基地の重要性の比較
国際的に、返還で得る地域のプラスと米軍
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コメント
「確固たる意思で辺野古移設を進めます」と言ったのは、米国の軍産複合体の命令に対する答えなのだ。
この人には「日本国のリーダー」という認識も、国益を考える力もなく、ただ「強者の命令に従う」だけではないのか。
沖縄県民や知事は、こんな政府を相手に、いくら話し合いをしてもムダだ。
米国政府や、米国の国民に沖縄が如何に異常な状況かを訴えるか、日本からの分離独立に進むしか有るまい。
沖縄が、日本国でなくなったら、在日米軍基地は一気に1/4に減ってしまうことを、政府は理解できているのだろうか。
沖縄県民の怒りは沸点に達している。沖縄県知事は阿部政権を怒らせても構わずにワシントンへ出かけていって辺野古問題を交渉するべき時に来ている。米政権はアチコチで失敗をしている。ICH記事によればサウジはイェーメンで失敗しそうだということだ。米政権はもう失敗を許されない時点にきている。沖縄問題をもう少し真剣に考えるでしょう。
>>3
全部、政府の判断は正しい間違いないと言ってるだけで反論にもなってない
(ID:18367902)
辺野古移転の本質的大きな問題は何か?
孫崎さんが何度も言っておられるようにあまりにも不平等な地位協定にある。
民主主義社会にあって、米国海兵隊員と沖縄住民が沖縄の社会の中で平等な生活が約束され、悪いことをした場合は同じ日本の法律で裁かれなければならないが、海兵隊員は治外法権下にある。これでは若い分別より衝動性が支配しやすい未完成な人間が、欲求に従って動き回る動物と同じよう沖縄社会を自由に闊歩していることと同じことになる。この不合理を是正できない軟弱政府が一番大きな問題である。沖縄の人たちに対する本土人のエゴの問題でもある。近隣の中国韓国と仲良くできない島国根性から脱皮できない証拠でもある。