今回の問題は、単なる普天間から辺野古への基地の「移転」という問題ではない。辺野古に米軍海兵隊の巨大な軍港を造るということであり、そこに新たに半永久的な米軍基地を建設するということである。辺野古は普天間の代替では 決してありえない。それは沖縄にとって基地負担の「軽減」どころではなく、却って基地の「強化」であり、基地負担の「増加」を意味する。このことをメディアはどうしてもっと正しく報じないのであろうか? そもそも、今ある普天間は海兵隊の基地であるが、海兵隊はあくまで攻撃専用の部隊であって、日本を防衛するために存在するものではない。本当に必要なのか? それと、政府が辺野古の海域に設定している「臨時立入り禁止区域」なるものは、法的根拠のあるものではないらしい。現在、政府が行っていることはまず、そこからしてヘンではないか?
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孫崎享チャンネル
(ID:30578355)
今回の問題は、単なる普天間から辺野古への基地の「移転」という問題ではない。辺野古に米軍海兵隊の巨大な軍港を造るということであり、そこに新たに半永久的な米軍基地を建設するということである。辺野古は普天間の代替では
決してありえない。それは沖縄にとって基地負担の「軽減」どころではなく、却って基地の「強化」であり、基地負担の「増加」を意味する。このことをメディアはどうしてもっと正しく報じないのであろうか?
そもそも、今ある普天間は海兵隊の基地であるが、海兵隊はあくまで攻撃専用の部隊であって、日本を防衛するために存在するものではない。本当に必要なのか?
それと、政府が辺野古の海域に設定している「臨時立入り禁止区域」なるものは、法的根拠のあるものではないらしい。現在、政府が行っていることはまず、そこからしてヘンではないか?