安倍政権というより体制側とマスコミ、国民の三者の行動パターンを考えると面白い。非常時、すなわち戦争時と常時、平和が維持されている状態でも違ってくる。 非常時、戦争が想定できるような、現在のウクライナにおけるドイツのような立場では、日本では、政府、マスコミ、国民が一体化して、戦争を是認する方向に、どんどん傾いていきます。しかるに、ドイツメルケル首相は全く違った行動をしています。米国の圧力によって、戦争を誘発しかねない武器のウクライナ供与を危惧して、何とかして戦争を回避すべく、ロシアと停戦をまとめようと必死になっているのです。今回来る予定がなかったのでしょうが、日本政府の強い要請があり、G7開催国としての任務を遂行するために来日したのでしょう。米国の圧力を受け止めながらも必死で戦争を回避してい行こうという強いが極めて温かい心を読み取るべきでしょう。 問題は、常時に於いては、マスコミからはなかなか体制批判が出ないが、体制がどんどん一方向に傾けば国民は危惧を抱き反対方向に動いていくことです。マスコミがどのように動くかわからないが、国民の方向に動かざるを得なくなると信じています。東京新聞をはじめ地方の新聞はかなり頑張っています。地方の時代であり、地方の新聞が重要視され、今のままでは、全国紙は無用なマスコミに下落していくのでしょう。
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孫崎享チャンネル
(ID:18367902)
安倍政権というより体制側とマスコミ、国民の三者の行動パターンを考えると面白い。非常時、すなわち戦争時と常時、平和が維持されている状態でも違ってくる。
非常時、戦争が想定できるような、現在のウクライナにおけるドイツのような立場では、日本では、政府、マスコミ、国民が一体化して、戦争を是認する方向に、どんどん傾いていきます。しかるに、ドイツメルケル首相は全く違った行動をしています。米国の圧力によって、戦争を誘発しかねない武器のウクライナ供与を危惧して、何とかして戦争を回避すべく、ロシアと停戦をまとめようと必死になっているのです。今回来る予定がなかったのでしょうが、日本政府の強い要請があり、G7開催国としての任務を遂行するために来日したのでしょう。米国の圧力を受け止めながらも必死で戦争を回避してい行こうという強いが極めて温かい心を読み取るべきでしょう。
問題は、常時に於いては、マスコミからはなかなか体制批判が出ないが、体制がどんどん一方向に傾けば国民は危惧を抱き反対方向に動いていくことです。マスコミがどのように動くかわからないが、国民の方向に動かざるを得なくなると信じています。東京新聞をはじめ地方の新聞はかなり頑張っています。地方の時代であり、地方の新聞が重要視され、今のままでは、全国紙は無用なマスコミに下落していくのでしょう。