p_f のコメント

> 驚くべき共通性があります。

挙げられた①~③は日本社会のあらゆるレベルで日常的に見られる光景でしょう。実体験的にもそう思います。
しかし、この手の事を若い同僚に話しても「会社って、必ずしも正論が通じないっていう、そういうところ あるじゃないですか」等と したり顔で返す者が殆どです。
孫崎さんが座長であれば そうはならないわけですが...それは極めて稀なケースで、重要な地位を占める前に排除されるのがオチでしょう。
かくして①~③は止まず、早晩ジリ貧になって破綻。それでも懲りず いつまで経っても①~③に勤しむ国...
そうなっている原因の一つは、生活習慣病の如く慢性化した、人を評価する仕組みが腐り切っていることにあると思います。
例えばサッカーで、優勝常連に名を連ねるようなビッグクラブになればなるほどヘタな選手が出てくる-などあり得ませんが、その種のことが日本社会では平気で起こってしまう。
子供の頃から、問題に即してじっくり本質を見極めるよう習慣づけられることはなく、とにかくその場をさっさと切り抜けるよう嗾けられる。それでは「ゴールを決める」ことにはなりませんが、日本では その場が(特に上の者にとって)都合よく収まれば それでいいのです。
日頃の努力も「ゴールを決める」ための実力アップには向けられず、如何に上が喜ぶように(嫌われないように)振舞うか、ゴマスリに向けられるため、「正しい事か否か」など二の次、三の次といっていいでしょう。
こうした、本質論を意識から追いやるために 嘘と詭弁を正当化して恥じない日本人の長年の「生活習慣病」を改める必要があると思います。

No.8 120ヶ月前

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