「お偉い首相様が述べること、それはうやうやしく、受け入れるべきだ。批判なんてとんでもない」。自分に直結した日常生活経済問題でなければ、日本の安全、安心は政府にお任せであり、批判しないのが、我々国民の在り方になっています。
物事の本質、具体的事実に基づいて判断する習慣がないと、なんとか政府は解決してくれるだろうと、お任せがつよくなる。
今回のISISに対する安倍首相の態度は、「人命第一であるが、テロの圧力には絶対に屈しない」と素晴らしいことを述べています。これで政治外交ができるのであれば、安倍首相を高く評価すべきでしょう。が、。現実的にそのような理想が実現できるかと言えば、困難であり、ヨルダン政府に丸投げ状態です。当事者として解決できず、他国に外交交渉を一任している状態なのです。目標は評価すべきであるが、行動は独立国経済大国のすべきことではないのに、政府は正しいと見て疑わないわれわれ国民は、どこかが、政府同様にずれているとは言えないだろうか。結果が悪ければ、政府支持が一気に政府批判になって、安倍批判が大きくなるのが見えています。