フレデイ タン のコメント

イラク戦争に志願した元米海兵隊戦士の手記を読んだ。

彼は「真珠湾を忘れるな」の呼びかけに応じた。運よく生き延びた。奨学金で国際関係論を学んだ。彼は第二次大戦後の中東への米の関与には欺瞞とペテンと残虐に満ち溢れていることを知り、愕然とした。そして外交批評を始めた。彼は多くのアラビア人が歴史を知っていると言う。米国支配層は真の米アラブ関係史を米国人に見せない、隠していると彼は主張する。歴史を知っているアラビア人は歴史を知らない米国人を絶対に信用しないし、米国は信を得られない地域で勝利することはないと彼は米に警告を発している。

このことは極東にも当てはまる。「強制があったかなかったか」「30万人か3万人か」は論点ではない。そこに拘るのは実力行使の前提なんだろう。仮に実力行使をやっても、「信なくば、大義なし、大義なくば、勝利なし」だと私は思う。

No.4 123ヶ月前

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