8 月 22 日報道をみてみたい。
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・ニューヨーク、やや意外かも知れないが、この華やかな国際都市が全米で住民が最も不幸だと感じる都市だという。国勢調査局と疾病管理予防センターのデータを使ってバーバード大学等のリポートで明らかになった。
・不幸と感じる一因は、賃金が上がらず不況時の境遇から脱し切れていないこと。
ある調査では、米国人の36%が退職後の生活のための蓄えがないという。
・マーケット・ウォッチが、米国人がなぜ不幸なのか専門家に聞いたところ、大きな原因が5つ。
・最新電子端末で無駄に時間を過ごしているため
コンピューターは使っていると人間の感情が失われやすい。
・国民の50%がストレスを感じている。
若い人は重い責任を負わされている一方、年配者も健康問題を抱えており、ストレスのかかり
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コメント
> これ等の諸条件は日本人にも当てはまる。
本当にそうですね。
> 他に振り回され、幸せに感ずるのは難しい。
私も全く同感ですが、先日NHKラジオで若手の哲学者だったか、「では、人々は心底 自由を欲しているのかといえば、実は誰かに生き方を決めて欲しいと思っている人の方が多勢なのだ」との旨語っていました。特に日本では、孫崎さんタイプはもはや「希少種」かもしれません!
国連発表の幸福度については、手厚い社会福祉の北欧勢が毎度上位を占める格好のようですが、たまたまスイス人の友人がいる私は、2、3年前に実際に彼の国での暮らしを垣間見たところ、自分もスイス人だったら日本よりはるかに居心地がいいだろうと実感しました。ドイツ等からの移住者も多く、その大半が高い教育を受けた人々とのこと。先ずは、様々なことが理に適っていると感じました。その流れで財界主導での原発ストップにも至ったのでしょう。
また、スイスでは有名人、セレブが街で買い物などしていても誰もキャーキャー騒がないと。一瞬「あっ、シューマッハだ」などと思っておしまい。
選挙での投票率はスイスも低いそうで、それは、今や候補者の(公約の)話が複雑過ぎてついていけないからだと。
一方、彼らが日本に来た時は、「寿司とチーズの値段がスイスと真逆だ!」等々、好印象ばかりだったようで、やはり実際に暮らしてみないと本当のところは分からない気もします。
ノルウェーだったかフィンランドだったか、スイス人の友人曰く、うつ病になる人がかなり多いと。間違いなく気候のせいだろうと言っていましたが、衣食住足りて平和であっても、それが当たり前になってしまうと、それはそれで幸せに感じるのは難しくなってしまうのかもしれません。
> リアリティテレビや雑誌、フェイスブックなどで有名人の豪華なバケーションを知ることができる。しかし、それを見て気分がよくなる国民はいない
だからこそ大手メディアが報じるのは困窮者の悲惨な暮らしばかりなのでしょう。「ああ、オレはまだずっとマシな方だ」と安心させるために。
以前の記事「真珠湾の愚5」にありました件-
「事務官は...その家族のものは、常に物質的に恵まれ、幸せなことであろう。彼らの名前をあげるのは、いと易しいが、おとなげないしわざだから、やめておこう。」
そこをやめないで、あえて伝えて頂かなければ。実は、そういう特権層の「豪華な」暮らしこそ国民にどんどんバラして、怒りを焚きつけることが必要ではないでしょうか。
幸福度43位の日本人が17位にアメリカ人のことを批判してどうなるのかね。
もっとも幸福度をどのように数値化したのか全く不明なので何を言っても無駄。
(ID:18367902)
日本人も米国人も、生き方「自らのモデルを確立せずに、他に依存する」、本来のあり方から真逆の行き方をしているのです。当然の事ながら、本来の生き方は、「自らの生死を諦め(法にしたがい)、他に依存しない自立した生き方を信じる(責任転嫁しない)」ことでしょう。すなわち、これからの人生において、退職後どのくらいのお金がかかるかを算出し(安心を得る)、健康を維持するためにはどのような食生活をしなければならないかを考える、体力維持免疫力を高めるために、毎日必要な運動は欠かさない、物事は自我によってゆがめられるから、自我が強くなければ、ストレスから解放される。最小限、支配された機能の老化などどうしようもないが、自分の努力で保持継続できる生命力は維持していく。私はそういう人になりたいと、常に自分を戒めています。