合衆国の外交政策はいつの時代も合衆国の利益のためですよね。 日本政府が自国の憲法の上に置いている「日米安保条約」ですがあくまでも合衆国にとっては合衆国の利益の為にあるのですね。 合衆国が自国の利益を差し置いて決して日本の国民の為なんてことは微塵もありません。 美辞麗句を駆使しいくら「民主主義」「独裁政治からの民衆の開放」「人権擁護の為」と言ってもやっていることは真逆のことばかり、パレスチナのガザでイスラエルが行っていることを容認していること自体、人権、正義とは無縁のことですね。 合衆国はこんなのとが平気で容認できる国です。 「■拡散歓迎■ 京都の岡真理です。 ガザの人口の45%が14歳以下の子どもたちです。 民家に対するイスラエルの無差別砲撃や爆撃が続くなかで、 幼い子どもたちはどのような気持ちでそれを耐えているのか……。 ガザ・イスラーム大学の英語学教授、ナズミー・アル=マスリーの 「パレスチナ人の父親であるとは何を意味するのか」をご紹介します。 ■■ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー http://mondoweiss.net/2014/08/what-palestinian-father.html パレスチナ人の父親であるとは何を意味するか ナズミー・アル=マスリー Mondoweiss / 2014年8月9日 ガザのパレスチナ人のほぼ誰もがこの2週間というもの、まともに眠っていない。 子どもたちの精神的、心理的、肉体的安全を気にかける親たちであれば尚更だ。私も そのような親の一人だ。私には5人の息子と娘が1人いる。子どもが6人というのは、 ガザのパレスチナ人の家庭では平均的な数字だ。 昨夜、妻と94歳になる私の父を含む家族9人と一緒に座っているとき、アメリカ製 のイスラエルの戦闘機から発射された激しいロケットが、我が家から200メートルの ところにある家のひとつを全壊し、その周りの数知れぬ家々に被害を与えた。我が家 は数秒間、揺れ、窓のいくつかが粉々に砕けて、私の車のアラームが鳴り響いた。 家族の誰もが恐怖に顔が凍りついた。私は彼らを慰め、恐怖を拭い去ろうと努めて、 末の息子を抱きしめながら家族全員に笑顔を向けた。だが、さきほどの耳をつんざく ような空爆の音が引き金となって、子どもたちは矢継ぎ早に問いかけてきた。パレス チナ人の父親や母親たちの誰もが今、それらの問いに答えるのが課題となっている 質問だ。 それらは、二つの主要な問いをめぐるものだった。 この問いにきちんと応えるには、何冊も本を書かなくてはならないだろう。 ・数秒間で自分の家が破壊されてしまうとはどういうことか? ・ガザの何千もの家族が被っている、こうした集団的懲罰による精神的、肉体的、 社会的、心理的、経済的苦しみとは、どのようなものか? 無人機が24時間、唸り続け、住宅に対するランダムな砲撃が継続し、破壊と民間人 の殺害がますますエスカレートするなか、イスラエルの政策によって引き起こされる 強いストレスと際限ない不安。私は8歳になる末っ子のカリームに、胸の中にある質問 のいくつかを話してみるよう促した。 囁くような震える声でカリームは、パレスチナ人の親たちの多くが日々、昼も夜も 直面する質問を放ち始めた。 ・パパ、イスラエルの戦闘機がぼくたちの家に爆弾を落としたら、 ぼくたち、どうなるの? ・パパ、ぼくたちの家が爆撃されたら、ぼくたちどうなるの? ぼくたち、みんな死んじゃうの、パパ? それから、息子は加えて、 ・パパ、ぼく、イスラエルに殺されたほかの子たちみたいに死にたくない ・パパ、テレビで見た子どもたちみたいに、 ぼくのからだがバラバラになるなんていやだ ・パパ、イスラエルがぼくたちの家を爆撃して、ぼくたちの何人かが生き延びたら、 ぼくたちはどこに行けばいいの?どこで眠ればいいの? ぼくのお部屋はどうなっちゃうの? このような苦しい、心が焼かれるような質問を受けて、私は息子をしっかり抱き しめるとその頬、頭、手にキスした。ガザの浜辺で遊んでいて殺された4人の子ども たちや自宅で殺された3人の子どもたちのことが息子の記憶にまだ生々しく残って いるのだ。 私は次に16歳の娘に訊ねた。娘は不安と苦悩と恐怖に満ちた心配そうな声で次の ような質問を放った。 ・パパ、イスラエルはなぜ、何の罪もない人たちでいっぱいの住宅を標的にするの? 娘は、45の家族が自分たちの家で殺されたイスラエルの一連の攻撃を、そのなか でも特に、数時間のうちに、ガザの2つの家族の、合わせて35人のメンバーが殺され たイスラエルの空襲が脳裏にあるのに違いない。 最初の爆撃は、ガザ地区南部の4階建ての家を粉々にして、その日の断食が明けた あとの食事をともにするために集まっていたアブー・ジャマーア家のメンバー25人─ ─うち19人が子どもだ──を殺した。一回の空爆で、ひとつの家族で25人が殺され るというのは、ガザに対するこの卑怯な攻撃が始まって以来、この政策[ダーヒヤ・ ドクトリン。民家を標的に、攻撃対象とは不釣り合いな大規模な攻撃を行うこと── 訳者]が実行されている中でもっとも高い数字だ。 もうひとつの犯罪では、イスラエルの砲撃がガザ南部、ラファのシヤーム家の自宅 を襲い、3人の子どもたちを含む10人を殺した。いちばん幼いのは8カ月の赤ん坊だった。 ・パパ、イスラエルはなぜ、こんなにたくさんの子どもや女性を殺すの? 娘は間違いなく、これまで(7月23日まで)の犠牲者の数を知っているのだ。ガザに 対する戦争犠牲者632人のうち、161人の子ども、66人の女性、35人の老人が殺され ている。 娘はまた、7月24日水曜日、2時30分に保健省が発表したところによれば、4010人の 負傷者の約50%が、1213人の子ども、700人の女性、162人の老人であることを 知っている。 「パパ、今は夏休みだよね、私たちは無理やり自宅に閉じ込められて、夏休みを楽し めないのを、いやいや受け入れているけど、どうしてパレスチナ人は誰もが、自宅や 寝室にいてさえ、安全ではないと感じているの?」 娘は付け加えて言った。「ガザではどこも、家も、誰も安全じゃない。イスラエル は何もかも爆撃する。家も、病院も、診療所も、学校も、救急車も、モスクも、 メディアやプレスも、事務所も、車も、私企業も、タクシーも、水処理施設も、 温室も、何もかも」 それから娘は訊ねた、 ・パパ、イスラエルは私たちをどうしたいの? 自分の質問に自分で答えを出そうと、娘は、悲しそうに、打ちひしがれた声で言った。 「イスラエルは1967年から私たちを占領し続けて、私たちから自由を奪ってきた。彼ら は7年以上も私たちを封鎖してきた。私たちはガザと呼ばれるこの大きな監獄を離れる ことを許されていない。私たちは、エルサレムやベツレヘムやヘブロンなどほかのパレ スチナの都市を訪ねることもできないし、外国に行くこともできない。 この7年足らずのあいだに彼らは、3回も、封鎖され貧しいガザに対して、破壊的で 恐ろしい戦争を行った。パパ、私が気が狂いそうになるのは、ほとんどすべての国の 政府が、こんな戦争犯罪や人権侵害に対して、何も聞こえないかのように注意を払わ ないこと。この沈黙が、イスラエルに、さらなる集団的懲罰やさらなる戦争犯罪や、 家や家族のさらなる破壊を犯すのを促している。」 とても悲観的なためらいがちな声で、娘は付け加えた、 「パパ、なかでもフラストレーションがたまって悲しいことは、 そのイスラエル人たちがいつも「平和」について語っていること!!!」 [翻訳:岡 真理] ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 以上」 合衆国についていくと言う事は自分に矛先を向けられないようにするために、率先してこの虐殺に参加していくというのもひとつの方法なのかもしれません。 でも、日本は合衆国と違って「やり返せるならやり返してみぃ。」と言えない国なのではないですか? 合衆国の尻馬に乗って戦争に参加していくとき、他国に恨みを買っても合衆国にケツを拭いてもらえなければ何もできないって、より合衆国の隷属を深めるだけではないでしょうか。 所謂、「合衆国の正義」が「世界の正義」とはとても言えないという事が自明になってきたわけですから、盲目的に合衆国に付いていけば安心というのは見直す必要があるのではないでしょうか。
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合衆国の外交政策はいつの時代も合衆国の利益のためですよね。
日本政府が自国の憲法の上に置いている「日米安保条約」ですがあくまでも合衆国にとっては合衆国の利益の為にあるのですね。
合衆国が自国の利益を差し置いて決して日本の国民の為なんてことは微塵もありません。
美辞麗句を駆使しいくら「民主主義」「独裁政治からの民衆の開放」「人権擁護の為」と言ってもやっていることは真逆のことばかり、パレスチナのガザでイスラエルが行っていることを容認していること自体、人権、正義とは無縁のことですね。
合衆国はこんなのとが平気で容認できる国です。
「■拡散歓迎■ 京都の岡真理です。
ガザの人口の45%が14歳以下の子どもたちです。
民家に対するイスラエルの無差別砲撃や爆撃が続くなかで、
幼い子どもたちはどのような気持ちでそれを耐えているのか……。
ガザ・イスラーム大学の英語学教授、ナズミー・アル=マスリーの
「パレスチナ人の父親であるとは何を意味するのか」をご紹介します。
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http://mondoweiss.net/2014/08/what-palestinian-father.html
パレスチナ人の父親であるとは何を意味するか
ナズミー・アル=マスリー
Mondoweiss / 2014年8月9日
ガザのパレスチナ人のほぼ誰もがこの2週間というもの、まともに眠っていない。
子どもたちの精神的、心理的、肉体的安全を気にかける親たちであれば尚更だ。私も
そのような親の一人だ。私には5人の息子と娘が1人いる。子どもが6人というのは、
ガザのパレスチナ人の家庭では平均的な数字だ。
昨夜、妻と94歳になる私の父を含む家族9人と一緒に座っているとき、アメリカ製
のイスラエルの戦闘機から発射された激しいロケットが、我が家から200メートルの
ところにある家のひとつを全壊し、その周りの数知れぬ家々に被害を与えた。我が家
は数秒間、揺れ、窓のいくつかが粉々に砕けて、私の車のアラームが鳴り響いた。
家族の誰もが恐怖に顔が凍りついた。私は彼らを慰め、恐怖を拭い去ろうと努めて、
末の息子を抱きしめながら家族全員に笑顔を向けた。だが、さきほどの耳をつんざく
ような空爆の音が引き金となって、子どもたちは矢継ぎ早に問いかけてきた。パレス
チナ人の父親や母親たちの誰もが今、それらの問いに答えるのが課題となっている
質問だ。
それらは、二つの主要な問いをめぐるものだった。
この問いにきちんと応えるには、何冊も本を書かなくてはならないだろう。
・数秒間で自分の家が破壊されてしまうとはどういうことか?
・ガザの何千もの家族が被っている、こうした集団的懲罰による精神的、肉体的、
社会的、心理的、経済的苦しみとは、どのようなものか?
無人機が24時間、唸り続け、住宅に対するランダムな砲撃が継続し、破壊と民間人
の殺害がますますエスカレートするなか、イスラエルの政策によって引き起こされる
強いストレスと際限ない不安。私は8歳になる末っ子のカリームに、胸の中にある質問
のいくつかを話してみるよう促した。
囁くような震える声でカリームは、パレスチナ人の親たちの多くが日々、昼も夜も
直面する質問を放ち始めた。
・パパ、イスラエルの戦闘機がぼくたちの家に爆弾を落としたら、
ぼくたち、どうなるの?
・パパ、ぼくたちの家が爆撃されたら、ぼくたちどうなるの?
ぼくたち、みんな死んじゃうの、パパ?
それから、息子は加えて、
・パパ、ぼく、イスラエルに殺されたほかの子たちみたいに死にたくない
・パパ、テレビで見た子どもたちみたいに、
ぼくのからだがバラバラになるなんていやだ
・パパ、イスラエルがぼくたちの家を爆撃して、ぼくたちの何人かが生き延びたら、
ぼくたちはどこに行けばいいの?どこで眠ればいいの?
ぼくのお部屋はどうなっちゃうの?
このような苦しい、心が焼かれるような質問を受けて、私は息子をしっかり抱き
しめるとその頬、頭、手にキスした。ガザの浜辺で遊んでいて殺された4人の子ども
たちや自宅で殺された3人の子どもたちのことが息子の記憶にまだ生々しく残って
いるのだ。
私は次に16歳の娘に訊ねた。娘は不安と苦悩と恐怖に満ちた心配そうな声で次の
ような質問を放った。
・パパ、イスラエルはなぜ、何の罪もない人たちでいっぱいの住宅を標的にするの?
娘は、45の家族が自分たちの家で殺されたイスラエルの一連の攻撃を、そのなか
でも特に、数時間のうちに、ガザの2つの家族の、合わせて35人のメンバーが殺され
たイスラエルの空襲が脳裏にあるのに違いない。
最初の爆撃は、ガザ地区南部の4階建ての家を粉々にして、その日の断食が明けた
あとの食事をともにするために集まっていたアブー・ジャマーア家のメンバー25人─
─うち19人が子どもだ──を殺した。一回の空爆で、ひとつの家族で25人が殺され
るというのは、ガザに対するこの卑怯な攻撃が始まって以来、この政策[ダーヒヤ・
ドクトリン。民家を標的に、攻撃対象とは不釣り合いな大規模な攻撃を行うこと──
訳者]が実行されている中でもっとも高い数字だ。
もうひとつの犯罪では、イスラエルの砲撃がガザ南部、ラファのシヤーム家の自宅
を襲い、3人の子どもたちを含む10人を殺した。いちばん幼いのは8カ月の赤ん坊だった。
・パパ、イスラエルはなぜ、こんなにたくさんの子どもや女性を殺すの?
娘は間違いなく、これまで(7月23日まで)の犠牲者の数を知っているのだ。ガザに
対する戦争犠牲者632人のうち、161人の子ども、66人の女性、35人の老人が殺され
ている。
娘はまた、7月24日水曜日、2時30分に保健省が発表したところによれば、4010人の
負傷者の約50%が、1213人の子ども、700人の女性、162人の老人であることを
知っている。
「パパ、今は夏休みだよね、私たちは無理やり自宅に閉じ込められて、夏休みを楽し
めないのを、いやいや受け入れているけど、どうしてパレスチナ人は誰もが、自宅や
寝室にいてさえ、安全ではないと感じているの?」
娘は付け加えて言った。「ガザではどこも、家も、誰も安全じゃない。イスラエル
は何もかも爆撃する。家も、病院も、診療所も、学校も、救急車も、モスクも、
メディアやプレスも、事務所も、車も、私企業も、タクシーも、水処理施設も、
温室も、何もかも」
それから娘は訊ねた、
・パパ、イスラエルは私たちをどうしたいの?
自分の質問に自分で答えを出そうと、娘は、悲しそうに、打ちひしがれた声で言った。
「イスラエルは1967年から私たちを占領し続けて、私たちから自由を奪ってきた。彼ら
は7年以上も私たちを封鎖してきた。私たちはガザと呼ばれるこの大きな監獄を離れる
ことを許されていない。私たちは、エルサレムやベツレヘムやヘブロンなどほかのパレ
スチナの都市を訪ねることもできないし、外国に行くこともできない。
この7年足らずのあいだに彼らは、3回も、封鎖され貧しいガザに対して、破壊的で
恐ろしい戦争を行った。パパ、私が気が狂いそうになるのは、ほとんどすべての国の
政府が、こんな戦争犯罪や人権侵害に対して、何も聞こえないかのように注意を払わ
ないこと。この沈黙が、イスラエルに、さらなる集団的懲罰やさらなる戦争犯罪や、
家や家族のさらなる破壊を犯すのを促している。」
とても悲観的なためらいがちな声で、娘は付け加えた、
「パパ、なかでもフラストレーションがたまって悲しいことは、
そのイスラエル人たちがいつも「平和」について語っていること!!!」
[翻訳:岡 真理]
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
以上」
合衆国についていくと言う事は自分に矛先を向けられないようにするために、率先してこの虐殺に参加していくというのもひとつの方法なのかもしれません。
でも、日本は合衆国と違って「やり返せるならやり返してみぃ。」と言えない国なのではないですか?
合衆国の尻馬に乗って戦争に参加していくとき、他国に恨みを買っても合衆国にケツを拭いてもらえなければ何もできないって、より合衆国の隷属を深めるだけではないでしょうか。
所謂、「合衆国の正義」が「世界の正義」とはとても言えないという事が自明になってきたわけですから、盲目的に合衆国に付いていけば安心というのは見直す必要があるのではないでしょうか。