フレデイ タン のコメント

集団的自衛権に関する丁寧なご高察有難うございます。全く同感です。

余談ですが、遅ればせながら、映画「大統領執事の涙」と「それでも世が開ける」を観ました。私も「涙」が上だと思いました。それはそれとして、映画を観て次のことを感じました。

オバマ大統領は映画のラストで登場します。オバマが黒人の期待を一身に集めて大統領になった。快挙であると映画は訴えます。この映画には大統領も登場します。ケネデイーが暗殺された翌日、主人公が娘のカロラインを慰めるシーンがあります。このカロラインがオバマを大統領に推したのです。彼女は父ケネデイーがやり遂げられなかったことをオバマに託した筈です。

上記と直接関連がありませんが、映画は主人公の家庭で「真夜中の走査線」に出てくるシドニーポワチエの評価を巡って親と息子の間でやり取りされる激論を映し出します。息子はシドニーポワチエを「白人のポチ」に成り下がっていると厳しく批判します。親は反論します。私は息子の意見に理ありと感じました。

ところで、颯爽と大統領になったオバマは既に二期目に入っています。しかし、オバマはケネデイーに及ばないというのが私の実感です。オバマの最近の右傾化は日本の民主党の菅、野田のついこの前の右傾化に相似しています。オバマはシドニーポワチエと同様に「白人のポチ」に成り下がっていると非難されても抗弁のしようがないほどひどい状態にあります。

現在、駐日大使となっているカロラインの目にオバマはどのように映っているのかとても気になります。

No.2 125ヶ月前

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