2月10日の衆院予算委員会で安倍首相は憲法について、7月3日の党首討論会の際に披瀝した持論を再び開陳している。 それはこんな内容だった。 「憲法が権力を縛るためのものだったのは王権の時代。その考え方は古い。今われわれが改正しようとしている憲法は、国家権力を縛るためだけではなく、私たちの理想や国のありかた、未来について語るものにしていきたい。」 要するに、憲法が国民の自由や権利を守る目的で、政府を縛る、いわゆる立憲主義の考え方は王権時代の時代遅れなものであって、憲法には時の政府が自分たちの理想や志向する未来像などを書き込むのが、新しい憲法の考え方だと言うのだ。 ー「ビデオニュース・ドットコム」より抜粋。ー 安倍首相の独特の解釈でとても近代民主主義国家の首長の常識とは思えませんが、そんな勘違いのトップを選んでしまった国民の悲劇を嘆かざるおえません。 安部首相の「理想や志向する未来像」とやらがどんなにも国民を不幸にするおぞましい物なのか、そんな新しい憲法なんて願い下げです。
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孫崎享チャンネル
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2月10日の衆院予算委員会で安倍首相は憲法について、7月3日の党首討論会の際に披瀝した持論を再び開陳している。
それはこんな内容だった。
「憲法が権力を縛るためのものだったのは王権の時代。その考え方は古い。今われわれが改正しようとしている憲法は、国家権力を縛るためだけではなく、私たちの理想や国のありかた、未来について語るものにしていきたい。」
要するに、憲法が国民の自由や権利を守る目的で、政府を縛る、いわゆる立憲主義の考え方は王権時代の時代遅れなものであって、憲法には時の政府が自分たちの理想や志向する未来像などを書き込むのが、新しい憲法の考え方だと言うのだ。
ー「ビデオニュース・ドットコム」より抜粋。ー
安倍首相の独特の解釈でとても近代民主主義国家の首長の常識とは思えませんが、そんな勘違いのトップを選んでしまった国民の悲劇を嘆かざるおえません。
安部首相の「理想や志向する未来像」とやらがどんなにも国民を不幸にするおぞましい物なのか、そんな新しい憲法なんて願い下げです。