m.m. のコメント

3日の朝日新聞「憲法を考える」によると、安倍首相が憲法を変えようと、とりわけ強くこだわるのは9条と前文だという。9条は「戦争のできる国」にするためというのは言うまでもないが、前文を変えたい理由が間違っている。
憲法前文の2項目には、「日本国民は恒久の平和を念願し」に続けて「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した」と書いてある。「平和を愛する諸国民」では、北朝鮮国民も入ってしまう。そんなバカな話があるかと語っていたという。北朝鮮のリーダーについては議論があろうが、一般国民が平和を求めない理由はないだろう。
「戦後レジームからの脱却」をうたう首相が「集団的自衛」と称して、最大の戦後レジームである対米従属を強化し、自衛隊員という日本の若者の命を、人質として米軍に差し出そうとしている。
国民の命や財産を本気で守るのなら、軍事力だけではなく、他国との友好関係を強化したり、自然災害に備えることも大切ではないだろうか。

No.2 128ヶ月前

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