4月7日付日経新聞は「米国防長官が空母「遼寧」視察 中国、透明性アピール」の標題で下記を報じた。
「ヘーゲル米国防長官は7日、中国入りし、山東省青島の海軍基地で中国初の空母「遼寧」を視察した。空母視察は米側が求めたもので、外国要人の乗艦は初めて。中国側には視察受け入れで、双方の偶発的な衝突を避ける信頼醸成と透明性の確保をアピールする狙いがあるもようだ。
米側によるとヘーゲル氏の視察は約2時間。ロイター通信によると、空母の甲板、医療施設、居住区などを視察し、乗組員に話しかけるのも許された。」
同日付BBC報道で事実関係を補足する。
・遼寧は1998年ウクライナより購入、当初カジノに利用すると言われたが10年位かけ修理。飛行機50機、ヘリコプターを搭載。
・外国人として初めて空母視察。
・米側の要請に基づく。透明性を固めることを目的。過去中国将官も米国空母を視察。
・両国が軍事面でも協力
コメント
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日本のマスメディアのひどさは目に余りますね。
とくに最近は北朝鮮報道に目立ちます。
北朝鮮相手ならなにをどう報道しても許されるという感じです。
米韓合同軍事演習は「牽制」
一方、北はなにをしても「挑発」
「ミサイル実験」は「ミサイル発射」
「人工衛星打ちあげ」は「事実上のミサイル発射」
「延辺島砲撃戦」とよぶべきは「北朝鮮の延辺島砲撃」
韓国側のほうがずっとたくさん撃って損害も北が多かったとききますが。
全メディアがそろって、ある日突然「尖閣諸島」と「竹島」を
「沖縄県の尖閣諸島」と「島根県の竹島」とよびはじめる。
ロシアではジャーナリストが300人も殺されているそうですが、
日本ではひとりも殺されなくともこのザマです。
(ID:18471112)
「日本ではジャーナリストが300人も殺されるようなことはありません。それほど日本のメディアは健全だということです!」-アベなら言いそうだ。
しかし、2006年だったか、りそな銀行の不正を追っていた朝日の記者が水死体で見つかったことがあった。
さすがにロシアほどではないにしろ、日本でも事と次第によっては権力側に命を狙われるのだろう。
(ID:2197362)
直接の返信が送れましたが、孫崎さんの意見に同意です。曲解はよくありませんが、不安を駆り立てるような日本の報道も問題ですよね。意思表示さえしっかりしていれば、日本人はみな協力し合える民族だと思います。よろしく。