冷戦時代でない現在においては、絶対的な(敵以外の何物でもない)敵国などないということは,核心をついた言葉です。 日米安保があるといっても、米国は中国と敵対関係にあるわけでなく、人権などの問題で、対処の仕方が異なるだけであって、日本が中国を絶対的な敵国指定しても、日本に同意すると考えるのは考え方が甘いと考えるのが、お話のように妥当なのでしょう。日本人は、多くの問題に対し、YES,NOをはっきりさせないが、はっきりさせられない外交問題で極めてはっきりと決めつけた物言いをするのは、米国に対する甘えがあるからでしょう。米国の加護がなければ、このような単細胞的外交をするとは思えない。厳しさが足りない幼稚な国家であるから、石破幹事長のような思慮のかける好戦的発言が出てくるのではないか。外交で、戦争にならないように努力することが一番大切であり、重要なことなのに、漫画の読みすぎで、現実的対処に想像力がいきわたらないのでしょう。
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孫崎享チャンネル
(ID:18367902)
冷戦時代でない現在においては、絶対的な(敵以外の何物でもない)敵国などないということは,核心をついた言葉です。
日米安保があるといっても、米国は中国と敵対関係にあるわけでなく、人権などの問題で、対処の仕方が異なるだけであって、日本が中国を絶対的な敵国指定しても、日本に同意すると考えるのは考え方が甘いと考えるのが、お話のように妥当なのでしょう。日本人は、多くの問題に対し、YES,NOをはっきりさせないが、はっきりさせられない外交問題で極めてはっきりと決めつけた物言いをするのは、米国に対する甘えがあるからでしょう。米国の加護がなければ、このような単細胞的外交をするとは思えない。厳しさが足りない幼稚な国家であるから、石破幹事長のような思慮のかける好戦的発言が出てくるのではないか。外交で、戦争にならないように努力することが一番大切であり、重要なことなのに、漫画の読みすぎで、現実的対処に想像力がいきわたらないのでしょう。