跳舞草 のコメント

従軍慰安婦問題については日本軍兵士が冒涜されていると感じる人が多い。しかし、一生消えない傷をかかえ苦しみ冒涜され続けているのは従軍慰安婦の側である。野田正彰著『戦争と罪責』を読んでも、戦後、PTSDの後遺症をひきずった日本の元兵士の数のあまりの少なさに驚かされる。見事に忘れ去っている。罪責感がなさすぎる。ハンナ・アーレントが『エルサレムのアイヒマン』の中で書いているように「義務に服従し権威で動く人間、完全な思考のなさが彼をこの時代の最大の犯罪者にさせた」。これはとても鋭い指摘で、自分の頭で善悪の判断をしない限り誰でもアイヒマンになる可能性があることにいきつきます。日本軍兵士たちをこのような犯罪、動物的行為に至、この戦争を長期化させ遂行させた者を私は憎む。

No.4 131ヶ月前

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