ちょこ太郎 のコメント

アベノミクスとやらの途中経過が出てきているようですね。
TVを見るとデパートとかで景気の用買い物をしている風景が良く映し出されています。
我が家の実感とは程遠いので、我が家だけかと思い調べ物をしてみました。
安倍政権下での此の1年のサラリーマン世帯の収入、(総務省「家計調査」2013年11月)
 収入は前年比0.8%増、可処分所得は0.5%増
 でも、消費者物価が上がっているため、実質前年比1,1%減、可処分所得1,4%減です。
ちなみに前年比マイナスは13年8月から4カ月連続となります。
 雇用面では(総務省「労働力調査」2013年7~9月期)で、正社員前年同期比で約30万人の減少、非正規社員80万人の増加。非正規雇用が37%に達したそうです。若い人が結婚して将来設計するのに大変な世の中ですね。
(まだ第3の矢の放たれる前にもう既に雇用の劣化が起こっていたんですね。安倍首相は「世界で一番企業が活動しやすい国を目指す。」とおっしゃっていたので、第3の矢とやらが放たれた暁には恐ろしい世の中になりそうです。)
 マスコミ誘導で世間に景気が良くなったという雰囲気はあった様な気がしますけれど実際は庶民にとっては住み難い世の中になったのではないでしょうか。
結局私の様な庶民には全く良い状態にはなっていなかった此の1年だったと言えると思います。
 ちなみに、株価が上がると政権が維持できるそうです。企業にとっても株価が上がるとそれだけで、評価額が上がったことにより企業利益が生まれるので、本業がマイナスでもなんと黒字になってしまう。設備投資して本業に精を出すより株価さえ上がれば会社が黒字になるため、経団連のお歴々はジャブジャブお金を刷って金融市場に流し込む事を政治に求めるそうです。会社の業績が悪いと責任問題ですものね。
 東京証券市場の6割が外国人投資家と言われていますから、(15兆円ほど外国人投資家の買い越しだそうです。売られた時が暴落する時なのでしょうね。)外国人投資家の投資意欲を掻き立てるために、いわゆる第3の矢があるのであって、決して国民の幸せの為にあるのではないってことは間違いなさそうです。

No.7 130ヶ月前

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