我々は正論を知るに、海外新聞の報道を見ざるを得ない時代に入っている。
1ドイツDW(Deutsche Welle)記事「日本はしまいこまれていた原発再稼働に動く(Japan pushes to restart mothballed nuclear reactors)(要旨)
・東京都知事選挙の勝利で勢いついた電力会社と政府は夏までに10の原発を再稼働しようとしている。
・政府は原子力エネルギーを国家エネルギーの基本的な構成とするエネルギー基本計画を3月末までに発表しようとしている。
・唯一の問題は現在48の原発は稼働しておらず、再稼働には地方自治体の承認を待つ状態にあることである。
・環境活動家や公的メンバーは再稼働を止めんとしている。彼らは地震の頻発と電力会社が事故再発が起こらないことを保証できない中で、原子力発電所に戻るのは無責任というものである。
・しかし政府は原発再稼働を約束す
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コメント
日本経済の実態を良く見ないで、貿易の赤字は原発が全停止しているからだというごまかしは止めなければならない。
実態を正しく見ないで、現状を肯定していくと、米国ではないが、経常収支と財政収支両方の双子の赤字を真剣に考えなければならなくなってしまう。そのときになっては遅いのです。アベノミクスは完全に失敗していることを認めるべきでしょう。
金融緩和によって何が起こったか。20%を超える円安で、燃料をはじめ輸入品が大幅な増加になってしまった。一方輸出はどうかというと、円安ほど金額が増えないどころか、量的にわずかであるが減少しているのです。輸出の減少はこの数年で10兆円に及んでいるが、日本は内需が主体になっており、海外から安い商品が逆輸入しており今後も増え続けます。高付加価値の輸出が増えればいいのですが、開発途上国などは、経済状況が停滞しており伸びていかないのです。サービス収支は、海外からの旅行者が増えているので赤字は改善気味であるが、頼みの所得収支が大幅に減ってきています。財務省資料を見れば誰でもわかることであるのに、警鐘を鳴らす人がなく、原発停止に責任を持たせているのは、卒業してほしいものです。
安部総理、自民党の暴走がとまりませんね。
私はスピリチュアリストである江原啓之氏が2013年に
「イソップ物語の湖に写る肉、犬が肉をくわえて湖に写る自分を見てその肉が欲しくて、欲をかいて吠えて肉を落とすという話があります。これがまさに今の日本の姿ではないでしょうか。私たちは欲の深追いをしてそれがために肉を落とす未来がある。あのまま方向を変えていればここまで貧しくならなくてすんだのに。物質を否定しているわけではない。しかし限度というものがある。飲んでも飲まれない生き方をするべきであった。」
とコメントされていたのが頭から消えません。まさに今肉を落とし取り返しのつかない未来が目の前にきています。
>>1
事実を認めようとしないのはあなたですよ。原発による発電量が私が2回も指摘したように20%以上から2%以下に減少した分をカバーしているのは主としてLNGを燃料とする火力発電所だ。燃料を輸入しないで発電量を上げるという手品はできない。財務省資料は輸入代金のデータであり、為替変動と物理的な輸入量(キロトン)のデータの掛け算であり、それは間接的データでしかない。輸入量のデータは経産省のデータ、例えば「LNG調達の現状と課題」総合資源エネルギー調査会2012年12月12日付(http://www.meti.go.jp/committee/sougouenergy/sougou/denkiryokin/pdf/012_09_00.pdf)を見よ。その上で反論を述べるべきである。